PTSD
2010年 01月 15日
この学童では、いろいろなことがあったのですが、忘れようとしても忘れられない出来事がありました。
一昨年の夏のことでした。
「ゲリラ豪雨」の為、川の水位が一気に上昇し、尊い命が失われた、あの事故。
たかしは、あの現場にいました。
あの日以来、大雨や雷を異常に怖がるようになってパニックになったり、何もないのに突然泣き出したりするようになったので、スクールカウンセラーの先生と話をしましたが、勧められて心療内科に通うことにしました。
事故の日やその後は、お風呂にも入れず、足下からシャワーで少しづつ「どうもないよ〜」と声をかけつつ、なんとか肩までかかれるようになりました。
頭が洗えるようになるには、何日もかかりました。
テレビを見ている時も、亡くなったお友達のことを急に思い出して泣いたり、寝られなくなったり、「あの」たかしがご飯を食べなくなったりもしました。
「しぜんが、ぼくをころそうとした」と涙ながらに訴え、1人では寝られなくなりました。
今では、パニックを起こすことも殆どなくなりましたが、雨を異常に気にするようになり、晴れていても傘を持って学校に行っています。
心の中に繊細な部分も持ち合わせているたかしですが、たかしが笑っていると、なんか私はほっとします。
たくさんご飯を食べていると、安心します。
今日は「オープンスクール」の日です。
これから、授業参観に行ってきます。
by marurin373
| 2010-01-15 12:26
| 息子(たかし)
|
Trackback
|
Comments(0)