好奇心と落胆

その昔。

まだ弟が産まれてない頃の話です。

私は「お父さんっ子」で、お風呂も父と入っていました。

しかし、父としては、多少困っていたようで。

私が、じーーーーーーっと父の「股間」を凝視したりしていたそうです。

「自分にないもの」への好奇心と、謎。

ある晩などは、私が「つるっ」とお風呂場の床で滑りかけた時、咄嗟に横にあった「棒状のようなもの」を掴み、事なきを得たり。

この時ばかりは、父も「あ゛ーーーー」と声にならない声で叫び、母に「もう、あいつと風呂入んの、嫌や」とこぼしていたそうです。


そして、ある晩。

いつものように父とお風呂に入っていたのですが、お風呂の途中で突然私はお風呂を出て、母に「告げ口」をしました。

「パパなぁ、うんこさんぶらさげて、おふろ はいったはる。きたないなぁ」と。

母は笑い、そして「どんな、うんこさんやった?」と訊くので「おっきいおっきい、うんこさん」と答えていました。

それを機会に、私は自らの意思で父とお風呂には入らなくなりました。

私は御丁寧にも、母方の祖母にも「告げ口」をしました。

そしたら、祖母はけらけらと笑って、やっぱり「どんなうんこさんやった?」と訊くのです。

そして私は「でーっかい、でっかい、うんこさん」と答えるのでした。


そして、弟が産まれました。

日当りのいい部屋で、弟はオムツも全部取っ払われて、日光浴をしていました。

私は、またもや「謎」に包まれました。

「これは、なんなんやろう」と。

伸ばせば伸びるし、ぷらぷらしてるし、それに私には、ない。

どこまで伸びるか試していたところ、母に「きたない手で触ったらあかん!」と叱られたので、私はちゃんと手を洗って、またその「謎の物体」を伸ばしたりしていました。

やがて、そこから「おしっこ」が出るということがわかりました。

しかし、私には「ない」ので、私はどこからおしっこを出しているのか、母に訊いてみました。

すると母は「女の子のは、身体の中に入ってるねん」と聞かされ、なんとなく納得したものでした。


そして、今。

たかしのも、もう見なくなりました。

しかし、まだたかしが赤ちゃんの頃は、こっそり伸ばしてみたりしてみましたが、もう「謎の物体」ではありませんでした。

しかし、これからまたまた「謎の物体」になりそうです。
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by marurin373 | 2013-04-18 10:56 | 思うこととかなど | Trackback | Comments(0)