我が家は、たかしが通う中学校に比較的近いので、登下校する生徒さんをよく見かけます。

家の中にいても、はしゃぐ声や、ふざける声が聞こえてきます。

確かに、あの「輪」の中に、たかしもいました。

同じようにふざけ、はしゃぎ、そして「お前んち、家近こうてええねぇ」と毎日言われて、帰ってきていました。

いつから、あの「輪」の中からいなくなってしまったのか?

お医者さんが、たかしに
「病気が治ったら、一番に何がしたい?」と訊かはると、たかしは「学校に行きたい」と、即答していました。

だから、いつも言います。

「オレは、不登校とちゃう」と。

「病気で、行けへんだけや」と。

「元気で、健康やったら、毎日行って、勉強して、部活もしたい」と、言います。


始業式から学校に行き始め、3・4週間経った頃になると、たかしは「かあちゃん、しんどいし、今日は休む」と、言い出します。

そしてそのまま、長期欠席となってしまうという繰り返しでした。

その度にたかしは挫折感を味わってきたのです。

お医者さんとも話したのですが、私も「これ以上、挫折感を味わってほしくない」ということで、意見が一致しました。

それで、選んだ高校です。

その受験日が、近付いてきました。

今、漸く、たかしの寝息が聞こえてきました。

夜は寝られず、食欲もなく、胃腸の具合も悪くて、本当に緊張したはります。

それだけ、自分の人生の分岐点に対して、真剣に向き合っているんだと思います。

私は、ただ見守るだけです。

それが如何に難しいことか。

私にとっても、試練です。
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by marurin373 | 2015-12-14 10:04 | 思うこととかなど | Trackback | Comments(0)