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8月21日は、亡弟の誕生日でした。

何故か、この日は忘れることができずにいます。

26年間、姉弟やったからかもしれません。

「もしも、生きてたら、何才になってるんやろう?」

そんな不毛な考えが、頭から離れません。

私の年齢マイナス4、です。

だから、すぐにわかるのですが、だからといって何もありません。

「何年前に亡くなったか」は、考えないとわからない時もありますが「もし、今もいてくれてたら、何才か?」は、すぐにわかってしまう・・・だから、また悲しみが新たになるので「もう考えるのはやめよう」と決めた筈やのに、毎年この日になると、思い出してしまいます。

あと、10年で、たかしが亡弟の年齢になります。


たかしが、お線香を立てるところに、爪楊枝を立てて遊んでいたので「ちょっと、そんなんしたらあかん」と叱ったら。

「かあちゃんあのな、ここに入ってはる人らはな、勝手に死んでいって、遺されたかあちゃんに、ものすっごい迷惑かけはったんやろ?そやのに、なんで毎日お水あげて、お線香立てて、チーンて鳴らさなあかんねんな」

と、言われました。

確かにそうです。そうなんです。

でも、やっぱり、私にとっては「大事な家族」なんです。

「ばぁばなんてな、あんだけ、かあちゃんにガミガミ言うてて、そやのに○ちゃんの面倒もちゃんと見んと、病気にしてしもて、死なしてしもたやん。かあちゃんが小さい頃は、ネグレクトしてたんやろ?ほんで、たくさんの借金だけ遺して、勝手に死んで、全部かあちゃんに押し付けはったやん。そやのに、なんでお水あげなあかんねん」

・・・確かに、全てたかしの言う通りです。

今も、私は亡母のしたことを許してはいません。

「うん、でもな、死なはったら、みぃんな、仏さんにならはるねん」

「そんなん、理由にならへん」

少しづつ和らいでいた私の心は、またざわざわとし出しました。

「かあちゃんかってな、いろいろ思うことはたくさんあるねん」

それしか、言い返せませんでした。

思春期のたかしは、時に優しく、時に暴力的なことを言います。

たかしも、もう少し大人になると、また変わるかもしれませんが・・・。


そして、私は今朝もお水をお供えし、お線香を3本立て、チーンと鳴らすのでした。
















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by marurin373 | 2016-08-21 22:49 | 今日の出来事 | Trackback | Comments(0)