擬
2017年 05月 19日
今の私は「擬認知症」という病名をもらいました。
「赤ちゃん返り」ともいうそうです。
私1人では、もう解決できないくらいの事柄が一挙に押し寄せてきて、脳みそが「もう、これ以上はあかん」と、停止してしまいました。
なんかあると、くすんくすんと泣くのではなく、あーんあーんと泣くので、たかしも驚いて、どうすればいいのか、悩んでいたそうです。
ヘルパーさんが来はるから、その日は出掛けない曜日に、たかしは学校に行くので、帰りに私の通うお医者さんに行って、話しを聞いてきたそうです。
どんな話しをしたのかは、あんまり教えてくれませんが、ちょっとだけ、教えてくれました。
「今のかあちゃんの中には、5才と、50才と、80才のかあちゃんがいてるねんて」
と、話してくれました。
今日が何曜日か、わからない。
今日は何日か、わからない。
私がいつも座る椅子から、4つのカレンダーをぶら下げて、いつも「今日は何曜日やな」とか、何日やな、とか、確認しています。
日記も、何年も書き続けているのですが、夜、寝る前にお薬を飲んで、さぁ書こうと思うのですが、何があったか、さっぱりわからず、たかしに「かあちゃん、今日、何してた?」と訊いて、たかしが「今日のかあちゃんは、買い物に行ったよ」と教えてもらって、書いています。
脳みそに、膜が張られているような感じで、なんかぼんやりしていたり、逆にイライラしたりもします。
更年期障害の検査にも行こうかと思っています、と、お医者さんに言いましたが、今はまだ必要はないよ、と言われました。
いろいろ調べたりするよりも、ちゃんと寝て、食べて、誰かとお話していたら、治ると言われました。
検査結果が出て、説明されても、たぶん、理解できなくてよけいに不安になるよ、とも言われました。
4時間くらいしか眠れないと言うと、お薬を増やさはりましたが、効き過ぎて、今日は寝坊してしまいました。
お医者さんには、毎週おいで、て言われて、お薬も1週間分しか出してもらえません。
なので、週に1日、お仕事に行く日の帰りに、お医者さんに行っています。
早く治さないと、たかしに迷惑がかかるので、ちょっと焦ってきました。
訪問看護師さんが来てくれはるようにもなりました。
本当のおばあちゃんになったみたいです。
今は、5月です。
お母さんと、お父さんのお誕生日があります。
それだけは、忘れません。
「なんかあった時に、連絡するところ」を、紙に書いて、たかしに渡してあります。
そやさかいに、晩ご飯をちゃんと作ることができた日は、たかしにすっごく喜んでもらえます。
「んまい、んまい」と言って、たくさん食べはります。
私も、そんなたかしを見て、嬉しくなります。
文章を書くのは、脳みそがすごく疲れるので、今日は、ここまでにします。
おやすみなさい。
by marurin373
| 2017-05-19 21:13
| 病気のこと
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