たかしが、アルバイトを始めました。

前から「高校生になったら、あそこで働きたい」と言っていましたが、病気を患っていることがわかり、たかしも私も諦めていました。

しかし、今回、私がこんなことになってしまい、たかしが私のかかっているお医者さんに「母が、今、一番悩んでいることは何ですか?」と訊いたら、先生が「あなたの学費のことです」と言われたので、たかしが意を決して働くことを決めたらしいのです。

理由を本人に告げるお医者さんも、ちょっと残酷やなぁと思うけれど、その一言で、たかしは諦めていたことを現実のものにするように、背中を押されたかたちになったのは、果たしていいことなのか、無理をさせてしまっているのか。

取り敢えず、週に1日、13時から16時まで、トレーニング期間を経て、実際に働くことができるかどうか、店長さんが判断しはるらしいのですが・・・。

たかしに課せられた課題は、ひとつ。

「声を張って」というものです。

初めて働く時、なかなか大きな声で「いらっしゃいませ」とは言えないものです。

特に、たかしは小さな声で、ぼそぼそと話すので、陽気に明るく元気に「いらっしゃいませ」と言うことは、本当に難しいと思います。

けど、それができるようになったら、たかしも明るく、積極的な性格になるかもしれません。

私が、たかしに「立ったままとか、品出しとか、どうもないか?」と心配のあまり言ってしまいましたが、たかしは「そんなこと、言うてる場合やない」と、きっぱりと言っていました。

初めての日は、緊張したり、初めてのことばかりで、時間がすぐに過ぎたと言っていましたが、これから、続けることを目標として、オレは頑張ると勇ましいことを言っていました。

けど、本当は、心身共に疲れていて、晩ご飯も食べずに、寝てしまいました。

私は、たかしに何もすることができませんが、一番難しい「見守る」をすることにします。










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by marurin373 | 2017-05-28 03:17 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)