ツライ言葉
2005年 06月 01日
こんなことはこれで2回目なので、
「自分でお片づけ、し!」と言って、しばらく台所の椅子に座って様子を見ていました。
そしたら、息子がなんかぶつぶつ言っている・・・。
「みんな、オレのせい。オレって、バカ。ほんとーに、バカ」
これは、現オットの口癖。
「おまえは、本当にバカやなぁ」
「バカでやんのー!」
「みんな、お前のせいや!」
「これは、誰のせい?!」
私も息子も毎日言われてきた言葉。
気付かないウチに、息子が自分を責める言葉にしていた。
これは、かなりショックでした。
もう悲しくて、悲しくて、痛くて、痛くて。
「かあちゃんがな、命をかけて産んだ子やねん。んで、一生懸命育ててる子やねん。今、その子の為に必死になって、頑張ってるねん。
だから、お願いやから、かあちゃんが大事に大事にしてる子のことを、バカって言わんといて」
と、泣きながら言ってしまいました。
「誰も、バカやなんて、思ってないから。誰かがバカって言ったら、かあちゃんが許さへん」
これは、心底思っていることでした。
そしたら、息子も泣きながら
「ごめんね〜」と言ってきました。
2人でしばらく泣いて、2人でお片づけをしました。
息子も傷ついていたんや。
「バカ」って言われて、悲しくなって、自分ばかり責めていたんや。
でも、どんな人にも、息子に「バカ」とか「お前のせいや」なんて、もう絶対に言わせない!
私が許さない!
息子の心を傷付ける人は、たとえ実の父親であっても、もう許さない!!
過保護かなぁ、なんて気にしていたけど、今はいっぱい「好き」って言おう。
本当に思っていることを話そう。
そして、いっぱい抱っこしよう。
もう私には持ち上げられないけど、それでも「ぎゅー」って抱きしめよう。
「かあちゃん、だいすき」て言われたら、私も「だいすき」て言おう。
いっぱいいっぱい。
そして、それは今一緒に暮らしている私にしかできないこと。
息子の前で泣くのは、もうやめよう。
「かあちゃん、ごめんな、ごめんな、もうなかんといて」なんて、もう息子に言わせないようにしよう。
不安も心配も、もうこれ以上与えたくない。
息子が「愛する」という気持ちを教えてくれた。
そして、かあちゃんは、強くなります。
なんといっても、こんな身体でも、あなたを産めたんやし!
by marurin373
| 2005-06-01 01:06
| 今日の出来事
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