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想起するということ

今日は形成外科に、手術跡を診てもらいに行ってきました。
でも、昨日の晩からひどい咳が。
呼吸器にも寄ってきました。

で、案の定「喘息出てるね〜」と言われ、点滴を。

小学生の時に
「私が嫌いな人には大抵私も嫌われているが、
 私が好きな人に私も好かれるのは、とっても難しい」
というようなことを考えていました。

今もよく思うことは
「私が人のことを思い出すほどには
 人は私のことを思い出さない」
ということです。

若い時は手紙、今ではメールですが、
私は出すけれど、人からは来ない。
電話はかけるけれど、ウチにはかかってこない。

そんなことが、ふと気付いてから、ずーっと続いています。

友達の会社のホームページを見ていたら、「1000の風」という詩に辿り着きました。

父は、祖母は、私のことを思い出していたんかなぁ。
そして弟は。

なんで電話、かけてきてくれへんかったんやろう?

てなことを点滴しながら考えていましたが、このブログを初めてから、訪れていただいた方が「0」という日はありません。
ということは・・・。

毎日、何人もの方が、このブログを、そしてその向こうにいる私を思い出してくれたはるんや・・・と気付きました。

ふるさとから60kmだけ離れているし、実家も私が生まれ育ったところにはもうないし。
「友達と約束して、ごはん食べに行く」なんてことも、もう何年もしてない。

でも、確実に私のことを思い出してくれはる人がいはるんや。
私は、私と息子は、世の中から取り残されてるわけではないんやな。

がんばろーっと。

漸く(また出てきました、時代劇思い出して下さい)、
足の親指の包帯が取れました〜。
お風呂に浸かることはまだあかんけれど、シャワーはOKなので、もうゴシゴシ洗いました。
右足親指の爪って、久し振りに見たなぁ・・・。

息子を保育園に迎えに行くと、
「かあちゃん、おねがいが あるねん!」というので、
「何?」と近寄っていくと、
「うわぐつ、においでみて〜」と叫んでいるので、思わず臭いでしまいしました。

「くっさ〜〜!」と、ちゃんとリアクションすると、大喜びの息子。
どうやら、待っていたようです。
私は岡八郎ではない。

「かあちゃん、もう ほうたい せんでええの?」と聞くので
「もう、今日からせんでええんやって〜」と言うと
「ほな、もう ふんでもええっちゅうことやな〜!」と喜ぶので
「どの足も踏んだら痛いしあかん!!」と、思わず怒ってしまいました。
「へへへ〜、そらそうやな〜」と、へらへら笑う息子。

お風呂で、私がゴシゴシと足を洗っていたら
「かあちゃん、よかったなぁ〜、」と言って、ぶくぶくと沈んでいきました。

「えっ」と慌てると、浮かんだ息子が
「ぉーたーぉーずみたい?」と聞きましたが、何のことやら。

「スターウォーズ?」と聞くと
「ちがう」らしい。
「おとこのひとばっかりで およいだり しずんだりして おどるひと」
・・・それはウォーターボーイズやな。

組体操では土台になってばかりなので、てっぺんでVサインしたいそうです。

そう、先日、珍しく夜中にトイレに起きた息子が、私の見ているテレビに気が付きました。
それは「新喜劇フゥ〜!」という番組だったんですが、トイレの終わった息子が座り込んで見ている。
「寝なあかんやん!」と叱っても、
「あともうちょっと」とか言いながら、夜中にげらげら大爆笑して、結局最後まで見てから寝はりました。

翌朝「かあちゃん、がーどげいって、ホンマは、はーどげいっていうねん。まちがえてたわ〜」と照れていましたが、名前を間違うことを照れるより、真似することを照れるべきなのではないか、と、ふと思う私でした。

そんな御気楽息子と、頑張っていきます。
by marurin373 | 2005-09-21 23:10 | 思うこととかなど | Trackback | Comments(0)