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訴状(案)

こうやって、他の人に私の思っていることを文章にしていただくと、なんか他人事のような気になります。
そして改めて「暴力」「虐待」という言葉を見ると、悔しくなります。

帰洛する前の日、ふとしたことから「モラル・ハラスメント」という言葉を知りました。
略して「モラハラ」。

この、何のインパクトもない語感のように、直接傷はできないけれど、気が付くと心にばっくりと傷口が開いている。

しかもその傷は、自分でつけたものだと思い込む。
「私が悪かった」「私がもっとちゃんとしたら」「いい妻にならないと」という思いと、反対に「なんでここまで言われなあかんのか」「それは違うやろ」「もう逃げたい」という気持ちが入り混じり、そして傷口は段々と膿み、瘡蓋ができては剥がれ、治らない傷になってしまう。

私は、この言葉を知った時、正直嬉しく思いました。
何故なら、言葉があるということは、存在するということ。
というより、単純に「私、怒ってもいいんや」という確信が持てたのです。

私の怒りは、筋違いのものではなかったんや。
ただの我が儘ではなかったんや。
正直に「あの人の妻はもう辞めたい」と言ってもいいんやな。

裁判に移行することになっても、法律扶助協会から「OK」の返事をもらっても、周りの方々に「絶対に勝てる」と言われても、まだ恐いのです。

何が恐いんやろう。
たぶん、また現オットがキレるのを見るのが恐いのかもしれません。

いくつか日付を確認し、いつの頃のことなのかを思い出し、取り敢えず今日はここまで。

早く息子に会いたい。

でも、いつも通りの時間にお迎えに行き、買い物をして帰宅。

「おなか すいて すいて たまらん」と言う息子を宥めすかし、晩ご飯の準備。
ご飯も炊けたし、ワカメのお味噌汁もできたし、ポークソテーもできた!

この間、わずか20分。
ふと目を離した隙に、やられました。

いや、私にとっては「わずか20分」でも、息子にとったら長い長い20分だったのかもしれません。

上はタートルのセーターにトレーナー、下はパンツで炬燵で寝ている。
何故かズボンと靴下は脱いである。
そんなアンバランスな格好・・・。
絶対に風邪ひくし。

うんしょうんしょと引き摺り出し、パジャマを着せて、何とかベッドに。

しかし、独りで食べるご飯って、こんなに淋しくて不味いものか。
なんか泣けてきそうになりながら、もしゃもしゃと独りで晩ご飯。

そうこうしているウチに、息子が赤ちゃんみたいに泣きながら起きて、暗くした部屋で突っ立って、炬燵の上にある自分のご飯を食べ出した。

でも泣いてる。
「どしたん? お腹空いてんの? おしっこ?」
聞いても、ただただ泣いてポークソテーを一片一片口の中に投入している。

「ひうこき・・・」
「飛行機?」
「ジャッシュマザー ない・・・」
「ん?」
どうやら夢を見たようです。
でも、かなりお腹も空いているみたい。

結局泣き止み、しっかり全部食べて、再び寝はりました。

「かあちゃんな、独りでな、えんえんぐすぐす泣きながら、ご飯食べたんえ」
「ぐへへへへ」
半分寝惚けながらのご飯なので、笑い方が変。

「おきたげたら よかったなぁ」
「ま、眠かったんやしな、しゃーない」
「ひとりでも ちゃんと たべなあかん」
「はい」
「それよりも、いっしょに おしっこ いきませんか?」
素敵なお誘いのお言葉を戴いたので、トイレに付いて行きました。

今夜も、寝る前に笑うことができたので、ぐっすり眠れそうです。
Commented at 2006-01-11 02:50
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by engawadesu at 2006-01-11 22:44
受け止め方が違うと、言葉の暴力にもなりますね。
私も娘には、色々と注意をするのですが、適切な言葉がないときは
ついつい大人のエゴを出してしまうんですよね・・・・反省します。^^;
息子さんは、お利巧さんですね^^
Commented by marurin373 at 2006-01-12 23:34
>engawadesuさま
今まで息子が言われたことのない言葉・・・。
それは「お利巧さん」です〜。嬉しいです。
by marurin373 | 2006-01-10 23:02 | 思うこととかなど | Trackback | Comments(3)