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「躾」

・怒る時は、その時、その場で、ワンポイントで叱る
・できたら、かならず、すかさず褒める
・口調を変えて、こちらの喜怒哀楽を伝える
・いつも叱り口調で話さない
・叱る基準を決め、必ず守る
・気分次第で叱らない
・叱る言葉を決める

・・・これ、「人間」の育児書に載ってたことじゃないんです。
「犬のしつけ方」に載ってたのを、まとめたものです。

人間の子供と同じなんですよね。と、いうより、犬が同じなのか。

ただ、犬と違うところは、「言葉を覚えて、話すようになる」ことです。
そうなると、もう「子犬方法」だけでは通じなくなる。

「言葉」を話せて、コミュニケーションがとれる、というのは、親子共々のストレスを解消させてくれますね。
ただ泣いてた子供が、「何故泣いているのか」を説明してくれるし。

しかし、ここで大事なのは、「伝えることの喜び」とともに、「伝えてしまうイヤな気持ち」もあるということだと思うのです。
例えば、「キライ」て言われたら悲しい、「アホ」と言われたら、かなん、とか。

(ワタクシ、関西の人間ですので、どうしても表現が京都弁になってしまいます。わかりにくい点もあるかと思いますが、どうぞご承知置きをば)

そんな時は、ちゃんとこちらの気持ちも伝えるようにしています。
息子のボキャブラリーの範囲で、「そんなこと言われたら、かあちゃん悲しいわぁ」て。「そんなこと、言わんといてな」とか。
そしたら、なんとなくわかるみたいで、謝ってくれる時もあります。

語弊があるかもしれませんが、別に、親だからといって、すべて我慢しなくてもいいと思います。
「言われたらイヤなもんは、イヤ」てこと、ちゃんと伝えないと、後々、子供が困ります。

その代わり!
絶対に、こちらは言葉を選んで話さなくてはいけませんね。
「そんな事言う、あんたなんかキライ」とか、絶対に言ってはいけないです。
「叱る」ことと、「傷つける」事は、別のものだと、私は思うのです。

それと、子供が話しかけたら、絶対にちゃんと返事をすること。
忙しい時でも、「今、ちょっとお耳が忙しいから、後でちゃんと聞くから、待っててね」と、きちんと応えることも、大事だと思います。
無視は、したらあかんこと! だと思います。どんな環境に於いても。

4才くらい、ま、3年保育での幼稚園の年少さんくらいになると、もう大人になっても覚えている事柄がでてきます。
やっぱり、「ほめられた」ことよりも、「しかられた」「おこられた」事の方が、より鮮明に覚えているみたいです。・・・私も。
きっと、自分の心の中のリアクションも込みで覚えるからでしょうね。

だから、小さい時から、ちゃんと「しつける」ことは、本人にとっても大事で、必要なことだと思います。
「三つ子の魂、百まで」と言いますよね。
家庭だけの世界から、だんだんと世界が広がって行って、やがて社会生活を送るようになった時に、ちゃんと役立たないと、意味がないのです。
だから、「挨拶」とかが、できるかできないか、で、もしかしたら出世にも関わってくるかもしれない。
いや、ホンマに。

ウチの息子ですが、これがまた、ちゃんと挨拶ができないんですよね〜。
私がいないと、ちゃんとしてるらしいのですが、私がいると、下を向いてしまう。
これは、たぶん、息子が言おうとしているのに、私が息子よりも先に挨拶してしまって、その機会を奪ってるからかもしれないな、と反省してます。

「お里が知れる」とか「親の顔が見てみたい」なんてことは、極力言われたくないものです。

子育ては、行きつ戻りつ、半返し縫いみたいに、進んではまた戻り、進んではまた戻りしますが、確実に前には進んでいる・・・そんな状態を思い描いて、日々過ごしています。

やっぱり、「できない事」よりも「できるようになった事」を見つけて、喜んで、褒めて、みんな「よかった、よかった」と、いい気分で寝たいです。
・・・で、また「おねしょ」されて、親子で落ち込んだりして。

ま、親も、いろんな状況があるし、体調や気分が変わることもあるけれど、できるだけニュートラルに接する事を心がけないと、子供は不安になるみたいです。
「今日のかあちゃんは、なんか変」と、戸惑うみたいで。
もう少し大きくなったら、こちらの状況説明を理解してくれるようになる、と待っているような、今日この頃です。
by marurin373 | 2004-11-13 05:45 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)