たかしが、バイトから帰ってきました。

今は、まだトレーニング中で、覚えることもいっぱい。

「立ったまま」は、お医者さんに、してはいけないと禁止されていましたが、動くことも多いので、さほど気にならないそうで、よかったです。

しかし、その日のたかしは、いつもとは違っていました。

「あーしんど!」と言い、コーラを飲んで、なんか憮然としています。

「どしたん?」
「ちゃうねん、オレな、ちゃんとな、検品してん」
「うん」
「タバコとおんなしようにな、端っこから順番に、バーコードしてん」
「うん」
「そやのにな、全部、ちゃんとできてへんって、言われてん」
「まぁ、最初やしなぁ」
「言われた通りに、してんで?」
「うん」
「でな、納品が3つって書いてあったのに、2つしか、なかってん」
「次、頑張ったら、ええやん」
「ちゃうねんってば、オレが言いたいのはな、どこで間違うたかが、わからへんことやねん」
「ふーん」
「そやし、どこをどう直したらええのかが、わからへんねん」
「うーん」
「・・・ちゃんと、バーコード、したのになぁ・・・」
「次も、おんなじように、丁寧に、ひとつひとつしていったら、あかんの?」
「ん、まぁ、そうやねんけどな」
「トレーニング期間なんやさかいに、しゃあないやん」
「・・・オレなぁ・・・どうも、機械全般と、相性が悪いねん」
「ま、慣れも、あるんちゃうか?」
「ん」

たかしは、釈然としない、といった面持ちで、隣の部屋に。

ストレス解消のために、動画でも見てるんやろかと思い、覗くと、すやすやと眠ってはりました。

そら、初めてのことやもん。

しゃあない、しゃあない。

次、頑張ったら、ええねん。

私も、たかしに、同じ言葉しかかけることができませんが、頑張ってるということは、誰よりもわかってるつもりです。

中学の時と比べると、本当に大きく成長したように思います。

頑張れ、たかし。












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# by marurin373 | 2017-06-12 03:49 | 息子(たかし)

たかしが、アルバイトを始めました。

前から「高校生になったら、あそこで働きたい」と言っていましたが、病気を患っていることがわかり、たかしも私も諦めていました。

しかし、今回、私がこんなことになってしまい、たかしが私のかかっているお医者さんに「母が、今、一番悩んでいることは何ですか?」と訊いたら、先生が「あなたの学費のことです」と言われたので、たかしが意を決して働くことを決めたらしいのです。

理由を本人に告げるお医者さんも、ちょっと残酷やなぁと思うけれど、その一言で、たかしは諦めていたことを現実のものにするように、背中を押されたかたちになったのは、果たしていいことなのか、無理をさせてしまっているのか。

取り敢えず、週に1日、13時から16時まで、トレーニング期間を経て、実際に働くことができるかどうか、店長さんが判断しはるらしいのですが・・・。

たかしに課せられた課題は、ひとつ。

「声を張って」というものです。

初めて働く時、なかなか大きな声で「いらっしゃいませ」とは言えないものです。

特に、たかしは小さな声で、ぼそぼそと話すので、陽気に明るく元気に「いらっしゃいませ」と言うことは、本当に難しいと思います。

けど、それができるようになったら、たかしも明るく、積極的な性格になるかもしれません。

私が、たかしに「立ったままとか、品出しとか、どうもないか?」と心配のあまり言ってしまいましたが、たかしは「そんなこと、言うてる場合やない」と、きっぱりと言っていました。

初めての日は、緊張したり、初めてのことばかりで、時間がすぐに過ぎたと言っていましたが、これから、続けることを目標として、オレは頑張ると勇ましいことを言っていました。

けど、本当は、心身共に疲れていて、晩ご飯も食べずに、寝てしまいました。

私は、たかしに何もすることができませんが、一番難しい「見守る」をすることにします。










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# by marurin373 | 2017-05-28 03:17 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)

症状

最近の、私。

すぐに、大事なものがなくなります。
だから、1日中、探し物をしています。

「何を食べたか」も忘れるけれど「何か食べたか」も忘れます。

お薬は、分包してわかりやすくしてもらっているのに、たかしに「薬、飲んだか?」と訊かれても、飲んだかどうかわかりません。

今日や昨日のことは忘れていますが、昔のことはちゃんと覚えています。

あんまり行ったことのないところでは、迷子になりました。

同じものばかり買ってしまいます。

使ってもいい分だけしかお財布に入れておかないと、入れてる分を全部使ってしまいます。

眠るお薬をちゃんと飲んでいるのに、4時間くらいしか眠ることができません。
でも、そのまんま起きていないと、眠くてまた寝てしまうと、そのままずーっと寝続けてしまいます。


自分でも、すっごく恐いです。

本当に元に戻るのか、とても不安です。

「若年性やないからね」と、お医者さんに言ってもらいましたが、本当に治るのか、恐いし、不安です。

取り敢えず、処方してもろたお薬をちゃんと飲んで、ちゃんと寝て、お医者さんの言う通りにしています。

本当に、認知症と同じ症状です。

「いろいろなことがあり過ぎて、忘れたいこともたくさんあるんやろうね」と、お医者さんが言うてはりました。

確かに、つらくて苦しくて悲しいことがいっぱいありました。

だから、脳みそが「逃避」しているんやと思います。

昨日の夜は、3時間くらいしか眠れなかったので、そのまんま起きています。

でも、土曜日なので、お昼寝しようと思っています。

今は、たかしが「お父さん」で、私が「子供」みたいになっています。

早く、かあちゃんに戻らないと、たかしもしんどいと思います。

さて、そろそろお昼やないから、朝寝をします。








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# by marurin373 | 2017-05-20 08:51 | 病気のこと | Trackback | Comments(0)

やっと、ブログが書けるようになるまでに回復しました。

今の私は「擬認知症」という病名をもらいました。
「赤ちゃん返り」ともいうそうです。

私1人では、もう解決できないくらいの事柄が一挙に押し寄せてきて、脳みそが「もう、これ以上はあかん」と、停止してしまいました。

なんかあると、くすんくすんと泣くのではなく、あーんあーんと泣くので、たかしも驚いて、どうすればいいのか、悩んでいたそうです。

ヘルパーさんが来はるから、その日は出掛けない曜日に、たかしは学校に行くので、帰りに私の通うお医者さんに行って、話しを聞いてきたそうです。

どんな話しをしたのかは、あんまり教えてくれませんが、ちょっとだけ、教えてくれました。

「今のかあちゃんの中には、5才と、50才と、80才のかあちゃんがいてるねんて」
と、話してくれました。

今日が何曜日か、わからない。

今日は何日か、わからない。

私がいつも座る椅子から、4つのカレンダーをぶら下げて、いつも「今日は何曜日やな」とか、何日やな、とか、確認しています。

日記も、何年も書き続けているのですが、夜、寝る前にお薬を飲んで、さぁ書こうと思うのですが、何があったか、さっぱりわからず、たかしに「かあちゃん、今日、何してた?」と訊いて、たかしが「今日のかあちゃんは、買い物に行ったよ」と教えてもらって、書いています。

脳みそに、膜が張られているような感じで、なんかぼんやりしていたり、逆にイライラしたりもします。

更年期障害の検査にも行こうかと思っています、と、お医者さんに言いましたが、今はまだ必要はないよ、と言われました。

いろいろ調べたりするよりも、ちゃんと寝て、食べて、誰かとお話していたら、治ると言われました。

検査結果が出て、説明されても、たぶん、理解できなくてよけいに不安になるよ、とも言われました。

4時間くらいしか眠れないと言うと、お薬を増やさはりましたが、効き過ぎて、今日は寝坊してしまいました。

お医者さんには、毎週おいで、て言われて、お薬も1週間分しか出してもらえません。

なので、週に1日、お仕事に行く日の帰りに、お医者さんに行っています。

早く治さないと、たかしに迷惑がかかるので、ちょっと焦ってきました。

訪問看護師さんが来てくれはるようにもなりました。

本当のおばあちゃんになったみたいです。

今は、5月です。

お母さんと、お父さんのお誕生日があります。

それだけは、忘れません。

「なんかあった時に、連絡するところ」を、紙に書いて、たかしに渡してあります。

そやさかいに、晩ご飯をちゃんと作ることができた日は、たかしにすっごく喜んでもらえます。
「んまい、んまい」と言って、たくさん食べはります。
私も、そんなたかしを見て、嬉しくなります。

文章を書くのは、脳みそがすごく疲れるので、今日は、ここまでにします。

おやすみなさい。










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# by marurin373 | 2017-05-19 21:13 | 病気のこと | Trackback | Comments(0)

ことの始まりは、こうでした。

私が、病院の待ち時間の時に、己の「手の甲」を、しみじみと眺めていて、なんともその年寄り臭い、ごつごつして、色艶の悪いのが、ほんまにイヤやなぁ、と、思っていました。

病院の帰りにたまたま寄ったドラッグストアが、全商品5%オフの日だったので、いろいろと見て回っていたのですが、ふと、ネイルケアの棚に目がいきました。

私の爪は、形も悪く、深爪で、色も悪い。

なので、高価なものではなく「ちふれ」のマニュキアの中で、一番ベースとなるような「肌色」のものを選び、ついでに除光液も買って、家に帰ってから、早速爪にマニキュアを塗っていました。

たかしが「プラモデルを作ってる匂いがする」と言って、私のところに来て「あんた、何してんの?」と言われました。

「いやな、かあちゃんて、爪の色も悪いさかいにな、マニュキアでも塗ろかなぁと思てな」
「ふ〜ん」
「こんなん、滅多にせーへんさかいに、うまいことできひんわ」
と、私が言うと、たかしが「右の手の爪、塗ったろか?」と言うてくれました。

「きれーいに、根元から先に向かって、まんべんのう塗ってや」
「頑張ってるがな」

たかしは、元来丁寧な仕事をするし、マメなので、思っていたよりも、きれいに塗ってくれました。

「ありがとうさん。あんたさん、きれいに塗れるんやなぁ」
と、私が言うと。

「オレにも貸して」

?

「・・・塗るん?」
「うん」

たかしの指は、亡父にそっくりで、しゅっとしてて、爪の形もきれいです。

亡父は、若い頃、そのあまりにも綺麗な指と爪の持ち主だったので、よく会社で女子社員に真っ赤なマニュキアを塗られていたそうです。

それ程までに、きれいな爪の形と指をしていたのですが、私ではなく、亡弟と、たかしが受け継ぎました。

たかしは、丁寧に、真剣に肌色のマニュキアを塗り出しました。

「かあちゃん、」
「何?」
「ちょっと失敗したし、取るのん貸して」
「ほい」
「ありがと」

ティッシュに染み込ませ、きれいに拭き取り、そしてまた塗り出したのです。

「かあちゃん、」
「何?」
「左手はきれいに塗れるんやけど、やっぱり利き手やない方がうまいこと塗れへんし、ちょっと塗って」


そういえば、たかしがまだ中学生の頃。

髪の毛を切りに出掛けるのも嫌がっていた為、横も後ろも、そして前髪も、思う存分伸び放題でした。

いつも私がゴムで髪の毛をくくったりしていましたが、じゃまくさいので、100円均一のお店で「カチューシャ」を買い、たかしはその「カチューシャ」を気に入って、毎日装備していました。

その時も、こんな気持ちになりました。

「私が産んだのは、男の子やんな?」

まぁ、私も、角刈りにして、しかも金髪にしたりするので、我が家は「ユニセックス」な家風ということで、たかしのことも暖かく見守っていきたいと思います。

今では、私よりもたかしの方が、爪のお手入れに熱心です。

爪切りなど使わず、爪やすりで、きれいにしてはります。


・・・このままでも、ええんやろか?

とか、思わないでもないですが、まぁ、面白い面もあるので、暫く飽きるまで、放っておくことにしました。

髪の毛も、短いよりも、長くしたいということも、先日初めて知ったし。

私が「おっさん」みたいやから、反動で、こんなになるんかなぁ。






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# by marurin373 | 2017-04-26 00:16 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)

私は、なんでこんなにもアクセサリーを身につけてるんやろう?

ピアスは、両耳で合計16個。

ネックレスは3本首にぶら下げて。

手首には、両手にブレスレットと、大きなG-SHOCK。

指輪は、左手に9つ、右手に6つ。
あ、重ね付けをしているので、5個以上になるのです。

左の親指にも、リングがあります。

たかしに
「オレが、初めて、親指に指輪してはるのを見たんは、堂本剛くんやってん。あの人は、男の人で、しかも芸能人やん。あんたが親指に指輪して、何が嬉しいん?」とか言われますが、別に構いません。

体重がかなり落ちて来て、サイズも大きく変わりました。

「今では指輪も回る程 痩せてやつれた お前の姿」
というのは本当で、今まで左手の薬指にしかはまらなかったのに、右手の人差し指にはまったりするようになりました。

ピアスは、今はかなり地味にしていますが、ホールが大きくなってきて、右の耳の耳たぶの穴の大きさは、5ミリになりました。

「これ以上、ピアスは開けない」と、たかしと約束をしたので、穴は開けてはいませんが、拡がってきています。

ま、29才の時に、初めてピアスを開けて、大きなループピアスをぶら下げたりしていたので、もともと拡がっていたようです。


帽子。

メガネ。

ピアスは、ボディピアスなので、付けっ放しです。

1日おきに外して、消毒して、またつけて。

老眼鏡も、あんまり誰もがかけてはるようなフレームではありません。

この私の様子に、たかしは冷静に非難します。

自分でも、何故こんなにいろいろとつけているのか、わかりません。

「何か」が、私には足りないのです。

その「何か」がわかれば、こんなにも自分をデコレーションすることもないと思います。

なんなんやろう?

確かに、ストレスが溜まってくると、指輪を変えたり、ピアスを変えたりしているようです。

けど「何か」が、足りないのです。

別に、私が付けているものは、1万円以下のものばかりで、高級品が欲しいのではありません。

ま、一番大事な指には、指輪は、つけていません。

「ここ」に指輪をはめることになったら、他の指輪は外すんかなぁ・・・。

いや、キッチリと、はめてたな、確か。

私の好みは、ゴツゴツとしてて、メンズのアクセサリーみたいなものなので、いくら「ええなぁ、この指輪」と思っていても、ぶかぶかで、サイズ直しもできないものが好みだったりするので、重ねてボリューム感を出している・・・と、思います。

ええねん。

もう、誰がなんと言おうと、このまんまで年とって、派手なお婆さんになるねん。

たかしも、その内に慣れるやろし、諦めるやろし。

また、ええのん見つけたら、貯金して、買うねんもん。

・・・たかしが、高校を卒業したら、やけど。

たかしが私立の高校に入学してから、なーんにもアクセサリーは買っていません。

それでストレスが溜まるんかなぁ・・・。

亡弟が造った指輪も、時々はめています。

いろいろな指輪を出して、磨いたりして、小さなジップロックに入れて、メンテナンスもしています。

「いろんなデザインのもんがあるやろうに、なんでそれを選ぶねん?ていうもんばっかり、持ってるねんな」
たかしの小言なんか、右から左です。

けど、お化粧は、全くしません。

たまに、顔色があまりにも悪い時に、色が付くリップクリームを塗るくらいです。

ま、派手なおっさん、ですね。

しかし、私は、どんなお婆さんになるんかなぁ。









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# by marurin373 | 2017-04-17 07:10 | 思うこととかなど | Trackback | Comments(0)

その夜も、たかしに何時間も感情をぶつけられました。

そして、友人(私だけがそう思っているだけかもわかりませんが)からも、厳しい内容のラインがおくられてきました。

その後で、何度も考えに考えて、私の亡母が「毒親」ならば、私も立派な「毒親」だと、気付きました。

生命保険も、ある。

学費保険も、ある。

私も、たかしには、もう目一杯のところしか話していません。
私なりの判断で、たかしには隠しています。

「そや、私がいない方が、たかしにとってええんや」と思い立ち、持っている限りの薬を飲みました。

途中でたかしに
「自殺しよなんて、思ってるんちゃうやろな」と、言われたので、
「もう、行きていく自信がない」と答えると、
「あのな、オレは、一度も、かあちゃんのことを毒親なんか、一度も言うてない。
むしろ、優しかったり、明るい母ちゃんが、大好きやねん。
他人のLINEと、オレの言うことと、どっちを信じるんや?
かあちゃんは、普通の人生なんて送ってないと思てるやろけど、自分のことを毒親なんて思わんと、とにかく、生き続けて、オレに一生償え」と、言われました。

仕事の後で、いつもの精神科にいくと、
「もう、滅多に経験しないことのようなことを経験してるしなぁ。怒る人やら、一緒に悲しむ人やら、いろいろいてるしな。ま、飲んだ薬は、睡眠導入剤やし、あれをいくら飲んでも、どうもないしな。しかし、息子さんも、いろいろ言うようになったなぁ。傷つくこともあるやろうけど、あんまり負荷をかけないで、深呼吸して、私は毒親やないていう気持ちを念頭において、またおいで」と、言われました。

「うつ病」と診断されてから、もう25年以上が経っています。

それが原因で、たかしに迷惑をかけないように、仕方なく生きていくことにしました。








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# by marurin373 | 2017-04-08 11:56 | 今日の出来事 | Comments(0)

ヘルパーさんが来てくれはる火曜日なんですが、どうも雨ばっかりで。

雨までとは言えへんけど、小雨?の時とか。

どんよりとしたお天気ばかりです。

しかし、今日の火曜日は、見事な晴天!でした。

で、お布団やら、スヌーピーちゃんやら、どっさりと庭に干してもらいました。

たかしの枕も・・・と思い「?」となり、くんくんと匂いを嗅いでみたら、これはまさしく「お父さんの匂い」やん!

はぁ・・・。

ミルクの匂いがしていた、たかし。

土の匂いがしていた、たかし。

暫くは無臭かと思いきや、もう立派に「お父さんの匂い」をさせたはります。

なんかもう、ショックでした。

独り、取り残されたみたいで。

解散はするし、悪者扱いされるし、親離れするし、なんかもう淋しいです。

あ、私は、白髪が随分増加しました。

なので、許される職場なので、仕事中も帽子被ってます。

早よ散髪行きたいなぁ・・・けど、新年度の支払いのほうが先やさかいになぁ・・・。

確かに「お父さんの匂い」は、懐かしいけどなぁ・・・。

17才で、もう新陳代謝が活発やのに、しんどいとか疲れるとか眠いとかで、毎日お風呂に入らへんさかいに、そんな匂いさせてるんやろか?

ま、2年生も、頑張ってください。









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# by marurin373 | 2017-04-04 22:03 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)

京男

特に、今まで気付かなかったのですが、たかしは、京都弁を話しています。

もちろん、私が使う古い京都弁ではありませんが、確かに、京都弁です。

「している」を、関西弁に言い換えると、
神戸は「しとう」、
大阪は「してやる」、
そして京都は「したはる」と、少しづつ違います(あくまでも主観ですが)。

たかしは、産まれた時からここに住んでいるのにもかかわらず、京都弁で話します。

「今日、先生、いたはらへんかったわ」とか言うてます。

ま、ずーっと私と2人で暮らしていたら、そうなるのも仕方ありませんが。

「京都弁の英才教育」をしているようなもんですね。

そやさかい、優しく話しているように聞こえるのかもしれません・・・例えそれが文句でも。












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# by marurin373 | 2017-03-28 22:00 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)

沈んだり、潜ったり

逆ギレした自分が情けなくて、ずずーっんと落ち込んでいました。

毎朝、起きる度に「あれは、現実やったん?」て、いちいち確認して。

そして「現実」やとわかったら、ずずずーーーーっんと。

そんな毎日を過ごし、落ち込む日々を送っていたら。

落ち込むだけ落ち込んだら、なんか、もう、どーでもよくなりました。


そして、体重が3キロ減り、何故か便秘が治りました。

自分の思考と、身体の関係性は、どんな構造になっているのか、かなり不思議です。








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# by marurin373 | 2017-03-27 00:03 | 思うこととかなど | Trackback | Comments(0)

こどな

思春期の後半になり、ますます厳しくなってきた、たかし。

とにかく、私に対して、厳しく文句を言うのです。

「オレに、もう知らん人の悪口を言うな。オレに、とにかく、愚痴を言うな」

・・・とかなんとか、軽く1時間は、怒ります。

私も、ただ只管聞いているのですが、いつかきっと倍にして返してやろうと思いつつ、ずーっと、たかしの文句を聞いています。

たかしの主治医の先生が、
「たかしくんの中に、小さな大人と、大きな子供がいるんですね。いつか、それがだんだんと割り合いが変わってきて、小さな子供と大きな大人になるんでしょうね」
と、言うたはりました。

普段は、たかしも温和で、優しいのですが「ぷちん」と切れたら、もう止まりません。

「オレは、1人で産まれてきて、1人で育って、1人で父親と離れて、1人で学費出して高校に行って、1人で毎日ご飯を食べて、病気の母親を助けてる」

ま、そんな感じです。

今、言い合いになっていいものか、それとも、ただ聞いて、たかしの「ガス抜き」をするべきか、いつも悩みます。

2人暮らしなので、お互い、話す相手は私とたかしだけなのですが、たかしは、思い切り私に不満や愚痴をぶつけてきます。

・・・そのくせ、甘える時もあるし。

「男」としてもプライドもあるやろうし、私ではできないことを頼むと、不満そうな顔をしてしてくれる時と「もう、オレに甘えんな!」と、怒る時もあります。

「かあちゃんは、なんでもできる」とでも思っているんですかねぇ。

たかしは「なんでもオレに話すな。聞きたないこともある」と言いますが、もちろん、私も、なんでもかんでも話している訳ではありません。

当たり前ですが。

たかしも、今年で、17才。

多分、自分のことで精一杯なんでしょうね。

勉強、進路、友達、そして、自分の病気。

たかしも、いろいろなことを抱えています。

しかも、頼れるのは、こんな障害者の母親しかいない。

私が出かける時は、必ず
「帰る時、メールしてな」と、言います。

「どっかで倒れてるかもしれんから、生死確認」の為に、私にメールを送らせているそうで。

そう思うと、まぁ、優しいと言えるのですが、遅いと怒るし、どっちが「親」か、本当にわかりません。

思い出すと、亡弟も、高校2年生くらいの時は、こんな感じだったように思います。

ただ、違うのは、亡弟には、両親と姉がいたこと。

たかしなりに、いろいろ考えているのだと思いますが、こうして「大人」になっていくんでしょうね。

「成長」と捉えて、日々、思春期のたかしさんと暮らしています。

ちょっとしんどいけど、お互い様ですね。











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# by marurin373 | 2017-03-20 22:08 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)

何年も前に、自分で決めた筈やのに。

「火中の栗は、拾わない」
「飛んでくる火の粉は、払いのけるだけ」

また、大火傷をしてしまいました。

今回は、一度にいくつもの大火傷を負ったので、流石に心も折れてしまいました。

最終的には、もう逃げてしまい、たかしに「防波堤」になってもらいました。

暫くは、立ち直れそうにありません。











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# by marurin373 | 2017-03-12 20:20 | 思うこととかなど | Trackback | Comments(0)

55

今日は、父の祥月命日です。

1998年に、亡くなりました。

弟が自死してから、半年後です。

父は「ワシがいる時に、2階であいつが死んだんちゃうかって思うと、家にいてられへんのや」と言い、そして朝から晩まで、ずっとお酒を呑み、緊急入院をして、1週間で、還らぬ人となりました。

後、4年経つと、私も父と同じ年になります。

そう思うと、本当に早く逝ってしまったと、思います。

入院中、父が私に言ったこと。

「パチンコは、もう絶対にするな。それと、高速には乗るな。お前は、絶対に合流ができひんからな」と言い、笑っていました。

私は、それからは、父が教えてくれたパチンコも辞め、そして車の運転をする時も、いくら遠くても、下の道を通るようにしています。

「お前は、あんな母親が育てたんやから、ワシがちゃんと嫁入りの準備は教えたるさかい、安心しろ」とも言っていました。

そして、亡くなる日の昼間、人工透析をしながら、院長先生に「ワシの夢は、孫抱くことですねん」と笑顔で言っていたそうです。


そして、その2年後に、私はたかしを産みました。

陣痛促進剤で、波のない陣痛に苦しんでいる時、私は父を「見ました」。

亡父が、看護師さんや母や、元オットが立っている後ろに、亡父が、立っていたのです。

私は「お父さん」と、呼びたかったのですが、あまりにも陣痛が辛くて、声を出すことができませんでした。

その亡父を見た途端、いろんな心配や恐怖が吹っ飛び「私はお父さんに守ってもろてるんや」と思い、元気で大きなたかしを産むことができたのです。


お父さん、ありがとう。












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# by marurin373 | 2017-02-19 22:55 | 今日の出来事 | Trackback | Comments(2)

自己防衛

昨晩、たかしに訊いてみました。

「なぁ、ばぁばの祥月命日て、いつやったっけ?」
「2月の8日! つまり、昨日! あんたは、実の母親の命日もわからへんのかいな」
「いやな、8日か、9日か、曖昧やねん」
「ま、いろいろあったし、仕方ないやろけど、その日は、YMCAの雪あそびキャンプの日が、お葬式やったし、オレは、覚えてる」
「そやったなぁ・・・」
「お葬式がすんでから、かあちゃんに、雪あそびキャンプて、いつ?て訊いたら、今日やったんやって、オレに言うたやん」
「・・・そやったなぁ・・・」
「だーれも、謝らへんし!」
「そんなん、死なはったばぁばに言いよし」
「そういうと、思てた」
「わかってるんやったら、訊かんときぃな。しゃーないもん」
「ま、ばぁばも、オレの雪あそびキャンプに行かさんとこうて思て、死んだんちゃうやろし」

忘れてて、正解でした。

また、なだらかになった心が、トゲトゲしそうやったし。

取り敢えず「まんまんさん、あん」して、父も祥月命日が今月なので、一緒くたにして、またお墓詣りに帰洛します。









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# by marurin373 | 2017-02-10 21:31 | 今日の出来事 | Trackback | Comments(0)

遺伝

「あぁ、もう、あんたさんも、仕事やら結婚やらで、家出ていって、かあちゃん独りになったら、どないしよー」
「なんや、突然」
「もうな、独りになったらな、京都帰って独りで暮らしていくわ」
「・・・かあちゃんが、独りになる時は、先にオレが死んだ時や」
「なんやそれ」
「オレ・・・結婚・・・せーへんのとちゃうかなぁ・・・」
「なんで?」
「いや、もしもな、家庭持って、子供が産まれても、とうちゃんみたいにな、暴力やら暴言吐いて、奥さんの心も身体も傷付けて、子供をおもちゃみたいに扱って、ひどいことしてトラウマにさせて、離婚て言い出しても、ちゃんと約束も守れんとな、養育費も支払わへんと・・ていう、最低な父親の、息子やからなぁ・・・。なんか、オレもそうなったら、どうしよかなぁ・・・ていう、不安があるねん」

私は、かなり驚きました。

たかしが、そんなことを考えてたなんて!

「そんなん、育った環境やら、育ててる親も違うし、反対に・・・」
「反面教師て、言いたいんやろ?」
「うん・・・まぁなぁ・・・」
「あのな、かあちゃんは、O型やろ?」
「そやなぁ」
「オレはな、A型やけど、あの人と同じの、RHマイナスやねん」
「それがどした」
「そやし、オレは、あの人と同じ血液型やって、ことやん!」
「そんなん、関係ないってば」
「かあちゃんかて・・・ばぁばと一緒の、O型なんやろ?じぃじも、わーくんも、オレも、あの人も、A型で」
「よう知ってんなぁ」
「オレ、いろんな話、聞くけどな、かあちゃんの周りのA型の男の人って、ろくな人いてへんやん」
「そんなことに囚われんとき」
「かあちゃんには、わからへんのや」
「かあちゃんは、そんな風に、たかしを育ててない」
「うん・・・」
「育ててるって、もう、あんたさん、今年で17才やん」
「そやな」
「もう、育てるていうより、一緒に暮らしてるって感じやん」
「まぁな。ゴミも、オレが捨ててるし、朝かあちゃん起こしてるの、オレやもんな」
「そやさかい、大丈夫」
「・・・今度は、あんたの楽観的過ぎるところが遺伝してへんか、不安になってきたわ」

・・・禅問答、思春期につきもの。







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# by marurin373 | 2017-02-09 15:01 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)