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今日は、父の祥月命日です。

1998年に、亡くなりました。

弟が自死してから、半年後です。

父は「ワシがいる時に、2階であいつが死んだんちゃうかって思うと、家にいてられへんのや」と言い、そして朝から晩まで、ずっとお酒を呑み、緊急入院をして、1週間で、還らぬ人となりました。

後、4年経つと、私も父と同じ年になります。

そう思うと、本当に早く逝ってしまったと、思います。

入院中、父が私に言ったこと。

「パチンコは、もう絶対にするな。それと、高速には乗るな。お前は、絶対に合流ができひんからな」と言い、笑っていました。

私は、それからは、父が教えてくれたパチンコも辞め、そして車の運転をする時も、いくら遠くても、下の道を通るようにしています。

「お前は、あんな母親が育てたんやから、ワシがちゃんと嫁入りの準備は教えたるさかい、安心しろ」とも言っていました。

そして、亡くなる日の昼間、人工透析をしながら、院長先生に「ワシの夢は、孫抱くことですねん」と笑顔で言っていたそうです。


そして、その2年後に、私はたかしを産みました。

陣痛促進剤で、波のない陣痛に苦しんでいる時、私は父を「見ました」。

亡父が、看護師さんや母や、元オットが立っている後ろに、亡父が、立っていたのです。

私は「お父さん」と、呼びたかったのですが、あまりにも陣痛が辛くて、声を出すことができませんでした。

その亡父を見た途端、いろんな心配や恐怖が吹っ飛び「私はお父さんに守ってもろてるんや」と思い、元気で大きなたかしを産むことができたのです。


お父さん、ありがとう。












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by marurin373 | 2017-02-19 22:55 | 今日の出来事 | Trackback | Comments(2)

自己防衛

昨晩、たかしに訊いてみました。

「なぁ、ばぁばの祥月命日て、いつやったっけ?」
「2月の8日! つまり、昨日! あんたは、実の母親の命日もわからへんのかいな」
「いやな、8日か、9日か、曖昧やねん」
「ま、いろいろあったし、仕方ないやろけど、その日は、YMCAの雪あそびキャンプの日が、お葬式やったし、オレは、覚えてる」
「そやったなぁ・・・」
「お葬式がすんでから、かあちゃんに、雪あそびキャンプて、いつ?て訊いたら、今日やったんやって、オレに言うたやん」
「・・・そやったなぁ・・・」
「だーれも、謝らへんし!」
「そんなん、死なはったばぁばに言いよし」
「そういうと、思てた」
「わかってるんやったら、訊かんときぃな。しゃーないもん」
「ま、ばぁばも、オレの雪あそびキャンプに行かさんとこうて思て、死んだんちゃうやろし」

忘れてて、正解でした。

また、なだらかになった心が、トゲトゲしそうやったし。

取り敢えず「まんまんさん、あん」して、父も祥月命日が今月なので、一緒くたにして、またお墓詣りに帰洛します。









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by marurin373 | 2017-02-10 21:31 | 今日の出来事 | Trackback | Comments(0)

遺伝

「あぁ、もう、あんたさんも、仕事やら結婚やらで、家出ていって、かあちゃん独りになったら、どないしよー」
「なんや、突然」
「もうな、独りになったらな、京都帰って独りで暮らしていくわ」
「・・・かあちゃんが、独りになる時は、先にオレが死んだ時や」
「なんやそれ」
「オレ・・・結婚・・・せーへんのとちゃうかなぁ・・・」
「なんで?」
「いや、もしもな、家庭持って、子供が産まれても、とうちゃんみたいにな、暴力やら暴言吐いて、奥さんの心も身体も傷付けて、子供をおもちゃみたいに扱って、ひどいことしてトラウマにさせて、離婚て言い出しても、ちゃんと約束も守れんとな、養育費も支払わへんと・・ていう、最低な父親の、息子やからなぁ・・・。なんか、オレもそうなったら、どうしよかなぁ・・・ていう、不安があるねん」

私は、かなり驚きました。

たかしが、そんなことを考えてたなんて!

「そんなん、育った環境やら、育ててる親も違うし、反対に・・・」
「反面教師て、言いたいんやろ?」
「うん・・・まぁなぁ・・・」
「あのな、かあちゃんは、O型やろ?」
「そやなぁ」
「オレはな、A型やけど、あの人と同じの、RHマイナスやねん」
「それがどした」
「そやし、オレは、あの人と同じ血液型やって、ことやん!」
「そんなん、関係ないってば」
「かあちゃんかて・・・ばぁばと一緒の、O型なんやろ?じぃじも、わーくんも、オレも、あの人も、A型で」
「よう知ってんなぁ」
「オレ、いろんな話、聞くけどな、かあちゃんの周りのA型の男の人って、ろくな人いてへんやん」
「そんなことに囚われんとき」
「かあちゃんには、わからへんのや」
「かあちゃんは、そんな風に、たかしを育ててない」
「うん・・・」
「育ててるって、もう、あんたさん、今年で17才やん」
「そやな」
「もう、育てるていうより、一緒に暮らしてるって感じやん」
「まぁな。ゴミも、オレが捨ててるし、朝かあちゃん起こしてるの、オレやもんな」
「そやさかい、大丈夫」
「・・・今度は、あんたの楽観的過ぎるところが遺伝してへんか、不安になってきたわ」

・・・禅問答、思春期につきもの。







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by marurin373 | 2017-02-09 15:01 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)

いつものお説教

「あのなー、ちょっとあんたに訊きたいんやけどなー、」

・・・たかしの、いつもの「お説教口調」で、話しかけられました。

「あんた、Facebookとかで、なんちゅーの?元カレ?そういう人と、繋がってるんちゃうやろなー」

ぎくっ。

「なんやいな、それ」
「いやな、あんたやったら、平気で元カレとかと、連絡とりそうやん」
「なんで?」
「そやし、かあちゃんやったら、しそうやって、ことやん」
「あかんの?」
「そらそやろー!」
「けどな、もう何十年も昔の彼氏とやったらな、もう友達に近いやん」
「かあちゃんの、そーいうところが、わかってないっちゅうねん」
「なんで?高校を卒業したんとか、20才とか、それの倍以上生きてきてるんやけどなぁ?」
「あのな、」

たかしが、面と向かい直し。

「相手の人は、もう結婚とかしてはって、子供とかもいてはって、しあわせぇ〜に、暮らしてはるんかもしれんやろ?」
「そやなぁ、」
「そやし、そんな平和な家庭に、土足で、ずかずかと踏み込むな、てことやんか」
「別に、変なことしたり、変なこと言うたり、してへんもん」
「ほらぁ〜!やっぱり、連絡とったりしてるんやんか!」
「別になぁ・・・。もう、全部、済んでるからこそ、連絡とったりできるんやけどなぁ」
「そんなん思てるのん、あんただけやで」
「なんでぇな」
「あんたもな、結婚して、オレが産まれて、けど離婚して、今、オレと2人で暮らしてるんかもしれんけど、相手の人の奥さんの気持ち、考えてみ?」
「そやさかい、もう友達なんやってば!」
「そう思てるのんは、あんただけや」
「なんで?」
「あんたも、もし、まだ結婚してて、相手の人がな、昔の彼女と連絡とったりしてはるのんて、ええ気するか?」
「かあちゃんは、割とそういうの、平気やねんけどなぁ」
「あぁ、もうあかんわ。あんたにSNSする資格、ないわ。ぜんっぜん、わかってない」
「何をやな」
「もうあかん。そういうのが、ろ・う・が・いっちゅうねん」
「何それ?」
「そやし、老害やねん」
「かあちゃん、まだ50才え?」
「そんなこというて、わかってなくて、相手の人とか、奥さんに嫌がられるおばさん!」
「まぁ、あんたさんも、50才になったら、わかるんちゃう?」
「あぁ、もうあかん。アカウント、全部消し」
「なんであんたさんにそんなこと言われなあかんねんな」
「かあちゃんは、常識がなさ過ぎ」

・・・。

たかしよ。

君は、彼女もできこともないやん?

「修羅場」も、知らんやん?

純粋といえば純粋やけど、年とらんとわからへんことも、結構あるねん。

っていうか、なんで「元カレ」と、Facebookで繋がってんの、わかったんやろ?

しかも、3人と。

・・・不思議。











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by marurin373 | 2017-02-07 09:40 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)

齢五十にして。

悲しくて、切なくて、苦しくて、どうにもこうにも、なんともならない。

素直に泣けばいいのに、こんな時に限って、涙の「な」の字も出ない。

それが、余計に苦しくさせていることはわかってる。


・・・。

とかなんとか、たかしに訊いてみました。

「悔しくて、時間を巻き戻したくて、でも、もうどうにもならへんさかいに、泣きそうなんやけど、なんかが詰まってて泣けへん時って、どうしたらええんやろ?」

「そんな時は、食うて、寝る」

流石、16才にして様々なことを経験なさっているだけのことはあります。

「食うて、寝る」か・・・。

何かが、喉の奥に詰まってて、夜も眠れへんのやけど。

「それでも、食うて、寝る」

・・・はい。

「アイスでも、チョコでも、とにかく、なんでもええねん。食べられるもんを、食うて、寝たら、すっきりするんとちがうの?」

・・・やってみます、たかし先生。

それでもダメな時は、甘えてもいいですか?

「それは、できひんな」

・・・厳しくて、優しい、たかし先生です。












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by marurin373 | 2017-02-03 23:43 | 思うこととかなど | Trackback | Comments(0)