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12日の夕方、真っ黒になり、なんとなく細長くなっているたかしが無事帰ってきました。

私は10日にキャンプに行き、次の日にはこちらに戻っていました。

私がキャンプに行ったら、一体どんな顔をしてくれるんやろう、などと思っていましたが、再会はあっけないものでした。

ぽんっと肩を叩いたら、振り向き、一言「おう」。

そんだけかい!


でも初日から、夜寝る前には1度も泣いてないらしいのです。

ちょっとショックなような、安心したような。


ところが、私が帰った夜だけは、泣いたそうです。
もう次の日には会えるのに。


「キャンプ、どやった?」と聞くと、大抵「たのしかった」とか「たいへんやった」と、大まかなことしか答えないので、あれはどやった、これはどやったと事細かに訊ねると、いろいろと話をしてくれます。


私が1番気にしていた、ひまくんの事。

ちょうど家の前まで帰ってきた時に「ひまくんは?」と聞かれました。

私は「とりあえず、家入ろか」としか答えられませんでした。


淡々とその時の様子を伝えましたが、たかしもおとなしく、泣いたりせずに聞いていました。

ひまくんは、亡くなる姿をたかしに見せまいとして、キャンプの時まで頑張ったと思う、と言うと「そうかもなぁ」と、一言。

その後の第一声が、
「おはか つくってくれて ありがとう」でした。


私はたかしを見くびっていたというか、もっと優しい分だけ、弱いのかと思っていました。

しかし、たかしは静かに、ひまくんのいなくなったケージをぼんやりと見つめ、いろいろと考えているようでした。

「かあちゃん、ないた?」
「うん、泣いたよ」
「へぇー」
「悲しかったんやもん」
「そらそやな」


ぴーちゃんもいますが、でもやっぱりジャンガリアンでパールホワイトの子が欲しいらしいのですが「やっぱり、ちょっと かんがえてみる」とのこと。


楽しいキャンプから帰ってきて、そんな悲しい事を聞いても、落ち込んではいるものの、しかしたかしなりにちゃんと「ひまくんの死」を受け止めているようでした。


たかしもキャンプをしていましたが、私も家でキャンプをしていたと言えるくらいに、いろいろなことを考える時間でした。


たかしが成長した分くらいは、私も成長せんとな。

長い長い1週間が終わりました。


そして、13日からはYMCAの水泳教室に通ったはります。

元気でよかった。


「宿題、せなあかんなぁ」と言うと、頭を抱えて「それだけは いわんといてくれぃ!」と叫んだはりました。


夏休みも、あと2週間と、半分。

無事宿題を提出することはできるのでしょうか。

・・・かあちゃんは、知らんぞ。
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by marurin373 | 2007-08-15 00:28 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)

夏の別れ

8月8日、ひまわりくん、通称ひまくんが、亡くなりました。

少し前まではじっとしていることが多く、もしかしたらもうそろそろかもなどど思っていました。

ですが、つい最近は回し車をくるくるさせたり、うろうろしていることも多くなってきたのでちょっと安心していました。

いつものようにケージを覗いて、寝ていたらちゃんと息をしているか確かめましたが、どうも様子がおかしい。

いくら見ても、息をしていません。

いつもいる場所ではないところで、顔を横に向けて倒れたはりました。


とうとう、ひまくんは天寿を全うしはりました。


私が1番に思ったことは「たかしに何て言おう」でした。


たかしは只今キャンプの真っ最中。

10日には私も1泊だけ参加しますが、その時に告げようか。

いや、キャンプが終わってからの方がいいやろうか。


12日に家に帰ってきた時に、話すことにしました。


庭に穴を掘って、母を納骨した時に使った晒しにくるんで、お墓を作りました。


たかしには何て言おう。

そのまんまを伝えられるやろうか。

たかしは何て言うやろう。

変に我慢をせず、ちゃんと泣いてくれたらいいのにな。


ひまくんには、胸に大きな腫瘍がありました。

そんな姿をたかしに見せまいとして、たかし不在の時を選んでくれはったのかもしれません。


ちっちゃなちっちゃな命でしたが、私とたかしは、ひまくんに本当に助けてもらいました。

かわいい姿を見せると「ちょっとみてみ」と言っては、2人してケージを覗き込んだり。

ひまわりの種を上手に中身だけ食べたはると言っては、覗き込んでにこにこしたり。


ひまくん、ありがとう。


今夜も淋しい夜になってしまいました。
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by marurin373 | 2007-08-09 00:58 | ハムスター | Trackback | Comments(2)

而してその実体は

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ひまくんでした。

テレビの形のお家です。

彼はテレビ形のお家の他に、木のお家や藁のお家など、計4軒の主です。

ケージは2階建て。
2階に上がる時はハシゴを利用しはりますが、降りる時はダイビングしはります。

ふかふかの木材チップの上に「ぱふん」と着地し、何事もなかったような顔で、また「ぼー」っとしはります。

忙しそうな時は本当に多忙そうですが、私がケージを覗くと大抵はお休み中です。


そんなハムスターに私はなりたい。

あ、来世は猫に生まれ変わる予定やったっけ。
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by marurin373 | 2006-11-29 01:20 | 今日の出来事 | Trackback | Comments(0)

テレビの中

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2階へと繋がるハシゴ。

その奥にあるテレビに映っているのは…白い大福餅。
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by marurin373 | 2006-11-29 01:12 | 今日の出来事 | Trackback | Comments(0)

本日ハ晴天ナリ

昨晩は興奮気味だった息子。

「いま、あした?」
「まだ」
「オレ、もう6さいに なった?」
「まだ」
「まだ5さいなん?」
「そう」
「もう 6さいになっても ええやん」
「まだ」

「早よ寝ーへんかったら、誕生日、来ーひんよ」
「でもな、このテレビな、おねえさんの パンツ、みえるねん!」
「それがどした」
「みたいやんかー!」
「お姉さんのパンツと保育園と、どっちが大事なん?!」

あぁ、こんなこと言って叱ってる私が悲しい。

ま、お姉さんのパンツと言っても、チアダンスする女の子の事だったりするのですが。


今日は、母の店の定休日。
なので、必然的にやって来はりました。

たかしは、ケーキよりもお饅頭が好きなので、ケーキが欲しいと言うことは殆どありません。

でも今日は特別。
どうしてもケーキが、しかもホールのケーキが欲しいらしい。

「ローソク、ふ〜したいもん!」
「ちゃんと食べるんか?」
「たべると おもう」
「去年もローソク消しただけで食べへんかったやんか」
「6さいやから、たべる」

ケーニヒスクローネでいろいろ見ましたが、3人でホールのケーキを1個というのはキツい。

ショートケーキが8個、セットになっているのを発見。
4種類が、2つづつ。
一応、ホール状になってるし。
それに決めました。

お店のお姉さんに「誕生日なので、ローソクをお願いできますか?」と訊ねると、快く笑顔で「お名前も書きましょうか?」とのこと。

たかしの名前を告げて、チョコレートのプレートに名前を入れてもらいました。

ただ、ここでちょっとしたミスが。

私がたかしの名前に「くん」を付けないで申告した為、プレートももちろん呼び捨てに。

なんとなく「お兄さんのお誕生日」という感じがしたので、これはこれでよかったのですが。

6本のローソクを立て、未だ火を点けていないのに「ふ〜」をしているたかし。

焦るたかしを制し、ローソクに火を。

ここでも「熱いわ」とか言いつつ、6本のローソクに火が点けられる喜びを味わっていると、母が「辛気くさい、んもう貸しよし!」と火を点けてしまいました。

ばぁさんまで焦ってはります。

未だローソクに火が点いていないのに、電気を消すたかし。

「未だ点けてへんがな!」と叱られたはります。

漸く、火が点きました。

電気を消して「ふ〜」をしましたが、もう一瞬で消えました。

まだ6本やもんなぁ・・・。
いや、肺活量が上がったと喜ぶべきか。

やっぱりケーキは食べたくなさそうなたかし。

「ほら見てみぃな!」
「やっぱりお饅頭にローソク立てたらよかったやん」
「だって・・・まだ6さいやもん」

母と私に責められ、それでも嬉しそうなたかし。

よかったよかった。


今日届いた「しまじろう」の中の付録に、カルタとルーレットが入っていました。

ばぁばに試合を挑み、カルタで圧勝。

ルーレットを使う遊び方では、ばぁばの勝ち。
たかしは2番手、私はビリ。

勝っても負けても嬉しそうなたかし。

そうか。
もうカルタで遊べるんやな。

私はなんとなく、しみじみとした気分で読み札を読んでいました。


もうひとつ、たかしが嬉しいのには理由があります。

実は、帰洛した折に連れて帰っていた「ひまくん(お忘れかもしれませんが、ウチの大事なハムスターです)」を連れて帰ろうとしましたが、こちらに戻る日は、生憎の雨。

傘を差して、杖をついて、たかしの手を繋いで、ひまくんのケージを持つなどという芸当は、私にはできません。

かなり悩みましたが、仕方なく、ばぁばに預けることにしました。

その「ひまぶー(最近、とても太ってきたので、たかしはこう呼ぶのです)」を連れて来てくれたので、再会の喜びもあったのです。

たかしは、毎日毎晩のように「ひまぶー・・・げんきかなぁ・・・」とションボリし、空のケージを眺め、タメイキをついていました。

「ひまぶー、どうもないかなぁ・・・」
「ばぁばがちゃんと見てくれたはるん違うか」
「でもなぁ・・・ころさへんかなぁ・・・」
「いくらばぁばでも、殺しはしはーらへんよ」
「しんようしてないんちごて、しんぱいしてるだけやん」

保育園から帰ってきて「ただいまぁ〜!」と叫び、そして「そうか・・・ひまぶー、いてへんのか・・・」と項垂れたはりました。

そして、たかしは半泣きになり、毎晩ばぁばに電話をかけ、様子を聞いていました。

あまりに毎晩電話をするので、先週末頃には母も毎晩電話をくれて、ひまくんの無事をたかしに報告したはりました。

そうか。
たかしは、ひまくんのことがこんなに大事やったんか。

今更ながら気付いていました。

あまりにも淋しそうなので、木曜日には「こぷるちゃん」を連れて(とは言っても、リュックに入れて)、ガーディアン・ドッグに行きました。

他の飼い主さんのように、ぬいぐるみのこぷるちゃんに「ほら、おすわりしなさい」とか言いつつ、レモンスカッシュを飲んだはりました。


そんなたかしだったので、ひまくんが帰ってきてくれて、本当に嬉しかったのです。

これも、よかったよかった。


それにしても、今日はお日さんがカンカン照りの、いいお天気でした。

かなり暑かったのですが、やっぱりたかしの誕生日はこれでなくては。
なんといっても「太陽」の申し子やしなぁ。

昨日も今日も、そして明日もお祝いして戴ける息子、たかし。

かなりの幸せ者です。


「早よ寝よしや」
「でもな、このテレビな、みずぎの おねえさん、いっぱい でるねん!」
「それがどした」
「みたいやんかー!」
「水着のお姉さんと保育園、どっちが大事なん?!」

また今夜もこんな事言うてる私。

まだ6さいになったところやのにな・・・。


記念すべき、6才になって初めての絵です。
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タイトル「かぶきもの」

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by marurin373 | 2006-07-26 23:58 | 今日の出来事 | Trackback | Comments(4)

嬉しい発見

昨夜、たかしが突然私に訊いてきはりました。

「かあちゃん、○ちゃんのこと、まだ かなしいか?」
「・・・うん・・・」

「あのな、はっけんしてん」
「何を?」
「ちょっと、みてみ?」

ひまくんのケージの前に立たされました。

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ひまくんは、最近導入した「砂浴び場」の中で睡眠中でした。


「よーみてみ? ひまくんな、○ちゃんに すっげー にてるとおもわへん?」
たかしに言われてよく見てみると、確かに似ています。

ふわふわで、丸っこくて、真っ黒で真ん丸の瞳。
ちょっと、太り気味。

「・・・ほんまやなぁ・・・」
「な? かじかじもしはるし、がさがさもしはるし、よーにてるやろ?」
「うん」
「ここにも、○ちゃん、いてるやん」
「そうやなぁ」
「もう、さみしくて なかんでもええな」

いや、○ちゃんは○ちゃんやし・・・と思いましたが、たかしの折角の発見。

ここにも「ほわほわ」がいてはりました。


ハムスターは、犬と較べると、驚く程手がかかりません。

それがちょっと頼りないけれど、今の私とたかしにとっては、犬は手に余るだろうし、ひまくんには申し訳ないけれど、丁度いいのかも。
体力的にも、経済的にも。


お正月に、母がくれた「雪見うさぎ」のお饅頭がありました。

たかしは、ケーキよりもお饅頭が好き。
洋食よりも和食、の日本男児です。

そんなたかしに喜んでもらおうと、母がちょっとかわいいお饅頭をくれたのでした。

たかしは、暫く「雪見うさぎ」を眺めた後、おもむろに、まるで粘土細工を作るみたいに、こねこねと触り出しました。

「みて〜!」
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「これ、ひまくん〜」


確かに、ひまくんみたいです。

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後ろ姿も、そっくり。


このあと、たかしは「かわいいし、かわいそうで たべられへん〜」と悶えてました。
(今となっては、後方にある、ラップに包まれたアンパンマン号の方が謎ですが)


さて。
家族の者が亡くなると、お通夜・お葬式・火葬場と、いろいろと忙しくなります。
喪服も出さなくてはいけないし、いろいろな方々に連絡もしないといけない。
葬儀屋さんとの打ち合わせ、お供養の数。
誰が「受け付け」に座るか、誰がお別れに来て戴いた方々に「お供養」をお渡しする役をするか。
誰が「遺影」を持って、誰がお位牌を持つのか。
火葬場に行くのは、誰が何人?
ハイヤーは、何台要る?
その後の「足洗い」に来てくれはる人の人数確認。
あ、お数珠、どこに片付けてるんやったっけ。


その後は、初七日、二七日、三七日・・・と、四十九日まで、毎週お坊さんにお願いしてお参りして戴きます。

その頃になると、お香典のお返しは、一体何にするかも悩まないといけない。

その後、納骨や百カ日、一周忌、三回忌・・と続きます。

私は、何故こんなにいろいろとしなければいけないのか、疑問でした。

とにかくお金がかかる。

これって、ビジネスに組み込まれているんやろうか?

とか何とか考えていましたが、○ちゃんが亡くなって、初めてこれらの「儀式」の意味がわかったような気がします。

この、いろいろな「しなければいけないこと」をしないといけない時期。

これらの時期は、ちょうど「悲しみ」とか「悔しさ」とかがやって来る時期なのです。

亡くなった直後は、悲しさよりもショックの方が大きい。

亡くなった人の傍で、おロウソクとお線香が途切れないように「夜伽」をします。
もちろん、徹夜です。
一緒にいる誰かと喋るでもなく、泣くでもなく、笑うでもなく過ごす夜。
とにかく、お線香とおロウソクに気を付ける。

ショックで寝られる訳もないのですが、とりあえず「起きてないといけない」ことにしておく。

すると、頭の中が、丁度いい具合に「朦朧」としてきます。

悲しさや淋しさを感じることに鈍くなった頭で、いろいろな「儀式」。

目の前にやってくる「こなしていかないといけないこと」を片付けていくだけ。

そうこうしているウチに、日が過ぎていきます。

で、また「悲しさ」や「淋しさ」が、心の内に湧いてきたところで、また「しないといけないこと」。

それらが繰り返しやってくることで「本当に亡くなったのだ」と再認識することにもなります。


ところが、如何せん、○ちゃんは、犬。

お骨にならはった後、納骨をする時を決めるのも、私。
その気になれば、ずっとこのままでいることもできます。

「○ちゃんは、もういない」ことの悲しさが、波のように押し寄せて来る時期・・・。

どうしても、考えてしまう時期。

思えば、誰かがなくなった時に「何もしなくてもいい」と言われる方が、ツライのかもしれません。


そんな時に聞いた、たかしの発見。

そうや。
ひまくんも、私にとっては大事な家族。

なんか、ひまくんが急に愛おしくなってきました。
現金な私。


因に、ひまくんのケージが置いてある場所。

私のMacintoshのすぐ横です。

そして。

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ガックンに見守られたはります。

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by marurin373 | 2006-06-08 21:08 | 思うこととかなど | Trackback | Comments(0)