タグ:今日の出来事 ( 736 ) タグの人気記事

たかしが、アルバイトを始めました。

前から「高校生になったら、あそこで働きたい」と言っていましたが、病気を患っていることがわかり、たかしも私も諦めていました。

しかし、今回、私がこんなことになってしまい、たかしが私のかかっているお医者さんに「母が、今、一番悩んでいることは何ですか?」と訊いたら、先生が「あなたの学費のことです」と言われたので、たかしが意を決して働くことを決めたらしいのです。

理由を本人に告げるお医者さんも、ちょっと残酷やなぁと思うけれど、その一言で、たかしは諦めていたことを現実のものにするように、背中を押されたかたちになったのは、果たしていいことなのか、無理をさせてしまっているのか。

取り敢えず、週に1日、13時から16時まで、トレーニング期間を経て、実際に働くことができるかどうか、店長さんが判断しはるらしいのですが・・・。

たかしに課せられた課題は、ひとつ。

「声を張って」というものです。

初めて働く時、なかなか大きな声で「いらっしゃいませ」とは言えないものです。

特に、たかしは小さな声で、ぼそぼそと話すので、陽気に明るく元気に「いらっしゃいませ」と言うことは、本当に難しいと思います。

けど、それができるようになったら、たかしも明るく、積極的な性格になるかもしれません。

私が、たかしに「立ったままとか、品出しとか、どうもないか?」と心配のあまり言ってしまいましたが、たかしは「そんなこと、言うてる場合やない」と、きっぱりと言っていました。

初めての日は、緊張したり、初めてのことばかりで、時間がすぐに過ぎたと言っていましたが、これから、続けることを目標として、オレは頑張ると勇ましいことを言っていました。

けど、本当は、心身共に疲れていて、晩ご飯も食べずに、寝てしまいました。

私は、たかしに何もすることができませんが、一番難しい「見守る」をすることにします。










[PR]
by marurin373 | 2017-05-28 03:17 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)

ことの始まりは、こうでした。

私が、病院の待ち時間の時に、己の「手の甲」を、しみじみと眺めていて、なんともその年寄り臭い、ごつごつして、色艶の悪いのが、ほんまにイヤやなぁ、と、思っていました。

病院の帰りにたまたま寄ったドラッグストアが、全商品5%オフの日だったので、いろいろと見て回っていたのですが、ふと、ネイルケアの棚に目がいきました。

私の爪は、形も悪く、深爪で、色も悪い。

なので、高価なものではなく「ちふれ」のマニュキアの中で、一番ベースとなるような「肌色」のものを選び、ついでに除光液も買って、家に帰ってから、早速爪にマニキュアを塗っていました。

たかしが「プラモデルを作ってる匂いがする」と言って、私のところに来て「あんた、何してんの?」と言われました。

「いやな、かあちゃんて、爪の色も悪いさかいにな、マニュキアでも塗ろかなぁと思てな」
「ふ〜ん」
「こんなん、滅多にせーへんさかいに、うまいことできひんわ」
と、私が言うと、たかしが「右の手の爪、塗ったろか?」と言うてくれました。

「きれーいに、根元から先に向かって、まんべんのう塗ってや」
「頑張ってるがな」

たかしは、元来丁寧な仕事をするし、マメなので、思っていたよりも、きれいに塗ってくれました。

「ありがとうさん。あんたさん、きれいに塗れるんやなぁ」
と、私が言うと。

「オレにも貸して」

?

「・・・塗るん?」
「うん」

たかしの指は、亡父にそっくりで、しゅっとしてて、爪の形もきれいです。

亡父は、若い頃、そのあまりにも綺麗な指と爪の持ち主だったので、よく会社で女子社員に真っ赤なマニュキアを塗られていたそうです。

それ程までに、きれいな爪の形と指をしていたのですが、私ではなく、亡弟と、たかしが受け継ぎました。

たかしは、丁寧に、真剣に肌色のマニュキアを塗り出しました。

「かあちゃん、」
「何?」
「ちょっと失敗したし、取るのん貸して」
「ほい」
「ありがと」

ティッシュに染み込ませ、きれいに拭き取り、そしてまた塗り出したのです。

「かあちゃん、」
「何?」
「左手はきれいに塗れるんやけど、やっぱり利き手やない方がうまいこと塗れへんし、ちょっと塗って」


そういえば、たかしがまだ中学生の頃。

髪の毛を切りに出掛けるのも嫌がっていた為、横も後ろも、そして前髪も、思う存分伸び放題でした。

いつも私がゴムで髪の毛をくくったりしていましたが、じゃまくさいので、100円均一のお店で「カチューシャ」を買い、たかしはその「カチューシャ」を気に入って、毎日装備していました。

その時も、こんな気持ちになりました。

「私が産んだのは、男の子やんな?」

まぁ、私も、角刈りにして、しかも金髪にしたりするので、我が家は「ユニセックス」な家風ということで、たかしのことも暖かく見守っていきたいと思います。

今では、私よりもたかしの方が、爪のお手入れに熱心です。

爪切りなど使わず、爪やすりで、きれいにしてはります。


・・・このままでも、ええんやろか?

とか、思わないでもないですが、まぁ、面白い面もあるので、暫く飽きるまで、放っておくことにしました。

髪の毛も、短いよりも、長くしたいということも、先日初めて知ったし。

私が「おっさん」みたいやから、反動で、こんなになるんかなぁ。






[PR]
by marurin373 | 2017-04-26 00:16 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)

その夜も、たかしに何時間も感情をぶつけられました。

そして、友人(私だけがそう思っているだけかもわかりませんが)からも、厳しい内容のラインがおくられてきました。

その後で、何度も考えに考えて、私の亡母が「毒親」ならば、私も立派な「毒親」だと、気付きました。

生命保険も、ある。

学費保険も、ある。

私も、たかしには、もう目一杯のところしか話していません。
私なりの判断で、たかしには隠しています。

「そや、私がいない方が、たかしにとってええんや」と思い立ち、持っている限りの薬を飲みました。

途中でたかしに
「自殺しよなんて、思ってるんちゃうやろな」と、言われたので、
「もう、行きていく自信がない」と答えると、
「あのな、オレは、一度も、かあちゃんのことを毒親なんか、一度も言うてない。
むしろ、優しかったり、明るい母ちゃんが、大好きやねん。
他人のLINEと、オレの言うことと、どっちを信じるんや?
かあちゃんは、普通の人生なんて送ってないと思てるやろけど、自分のことを毒親なんて思わんと、とにかく、生き続けて、オレに一生償え」と、言われました。

仕事の後で、いつもの精神科にいくと、
「もう、滅多に経験しないことのようなことを経験してるしなぁ。怒る人やら、一緒に悲しむ人やら、いろいろいてるしな。ま、飲んだ薬は、睡眠導入剤やし、あれをいくら飲んでも、どうもないしな。しかし、息子さんも、いろいろ言うようになったなぁ。傷つくこともあるやろうけど、あんまり負荷をかけないで、深呼吸して、私は毒親やないていう気持ちを念頭において、またおいで」と、言われました。

「うつ病」と診断されてから、もう25年以上が経っています。

それが原因で、たかしに迷惑をかけないように、仕方なく生きていくことにしました。








[PR]
by marurin373 | 2017-04-08 11:56 | 今日の出来事 | Comments(0)

ヘルパーさんが来てくれはる火曜日なんですが、どうも雨ばっかりで。

雨までとは言えへんけど、小雨?の時とか。

どんよりとしたお天気ばかりです。

しかし、今日の火曜日は、見事な晴天!でした。

で、お布団やら、スヌーピーちゃんやら、どっさりと庭に干してもらいました。

たかしの枕も・・・と思い「?」となり、くんくんと匂いを嗅いでみたら、これはまさしく「お父さんの匂い」やん!

はぁ・・・。

ミルクの匂いがしていた、たかし。

土の匂いがしていた、たかし。

暫くは無臭かと思いきや、もう立派に「お父さんの匂い」をさせたはります。

なんかもう、ショックでした。

独り、取り残されたみたいで。

解散はするし、悪者扱いされるし、親離れするし、なんかもう淋しいです。

あ、私は、白髪が随分増加しました。

なので、許される職場なので、仕事中も帽子被ってます。

早よ散髪行きたいなぁ・・・けど、新年度の支払いのほうが先やさかいになぁ・・・。

確かに「お父さんの匂い」は、懐かしいけどなぁ・・・。

17才で、もう新陳代謝が活発やのに、しんどいとか疲れるとか眠いとかで、毎日お風呂に入らへんさかいに、そんな匂いさせてるんやろか?

ま、2年生も、頑張ってください。









[PR]
by marurin373 | 2017-04-04 22:03 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)

55

今日は、父の祥月命日です。

1998年に、亡くなりました。

弟が自死してから、半年後です。

父は「ワシがいる時に、2階であいつが死んだんちゃうかって思うと、家にいてられへんのや」と言い、そして朝から晩まで、ずっとお酒を呑み、緊急入院をして、1週間で、還らぬ人となりました。

後、4年経つと、私も父と同じ年になります。

そう思うと、本当に早く逝ってしまったと、思います。

入院中、父が私に言ったこと。

「パチンコは、もう絶対にするな。それと、高速には乗るな。お前は、絶対に合流ができひんからな」と言い、笑っていました。

私は、それからは、父が教えてくれたパチンコも辞め、そして車の運転をする時も、いくら遠くても、下の道を通るようにしています。

「お前は、あんな母親が育てたんやから、ワシがちゃんと嫁入りの準備は教えたるさかい、安心しろ」とも言っていました。

そして、亡くなる日の昼間、人工透析をしながら、院長先生に「ワシの夢は、孫抱くことですねん」と笑顔で言っていたそうです。


そして、その2年後に、私はたかしを産みました。

陣痛促進剤で、波のない陣痛に苦しんでいる時、私は父を「見ました」。

亡父が、看護師さんや母や、元オットが立っている後ろに、亡父が、立っていたのです。

私は「お父さん」と、呼びたかったのですが、あまりにも陣痛が辛くて、声を出すことができませんでした。

その亡父を見た途端、いろんな心配や恐怖が吹っ飛び「私はお父さんに守ってもろてるんや」と思い、元気で大きなたかしを産むことができたのです。


お父さん、ありがとう。












[PR]
by marurin373 | 2017-02-19 22:55 | 今日の出来事 | Trackback | Comments(2)

自己防衛

昨晩、たかしに訊いてみました。

「なぁ、ばぁばの祥月命日て、いつやったっけ?」
「2月の8日! つまり、昨日! あんたは、実の母親の命日もわからへんのかいな」
「いやな、8日か、9日か、曖昧やねん」
「ま、いろいろあったし、仕方ないやろけど、その日は、YMCAの雪あそびキャンプの日が、お葬式やったし、オレは、覚えてる」
「そやったなぁ・・・」
「お葬式がすんでから、かあちゃんに、雪あそびキャンプて、いつ?て訊いたら、今日やったんやって、オレに言うたやん」
「・・・そやったなぁ・・・」
「だーれも、謝らへんし!」
「そんなん、死なはったばぁばに言いよし」
「そういうと、思てた」
「わかってるんやったら、訊かんときぃな。しゃーないもん」
「ま、ばぁばも、オレの雪あそびキャンプに行かさんとこうて思て、死んだんちゃうやろし」

忘れてて、正解でした。

また、なだらかになった心が、トゲトゲしそうやったし。

取り敢えず「まんまんさん、あん」して、父も祥月命日が今月なので、一緒くたにして、またお墓詣りに帰洛します。









[PR]
by marurin373 | 2017-02-10 21:31 | 今日の出来事 | Trackback | Comments(0)

遺伝

「あぁ、もう、あんたさんも、仕事やら結婚やらで、家出ていって、かあちゃん独りになったら、どないしよー」
「なんや、突然」
「もうな、独りになったらな、京都帰って独りで暮らしていくわ」
「・・・かあちゃんが、独りになる時は、先にオレが死んだ時や」
「なんやそれ」
「オレ・・・結婚・・・せーへんのとちゃうかなぁ・・・」
「なんで?」
「いや、もしもな、家庭持って、子供が産まれても、とうちゃんみたいにな、暴力やら暴言吐いて、奥さんの心も身体も傷付けて、子供をおもちゃみたいに扱って、ひどいことしてトラウマにさせて、離婚て言い出しても、ちゃんと約束も守れんとな、養育費も支払わへんと・・ていう、最低な父親の、息子やからなぁ・・・。なんか、オレもそうなったら、どうしよかなぁ・・・ていう、不安があるねん」

私は、かなり驚きました。

たかしが、そんなことを考えてたなんて!

「そんなん、育った環境やら、育ててる親も違うし、反対に・・・」
「反面教師て、言いたいんやろ?」
「うん・・・まぁなぁ・・・」
「あのな、かあちゃんは、O型やろ?」
「そやなぁ」
「オレはな、A型やけど、あの人と同じの、RHマイナスやねん」
「それがどした」
「そやし、オレは、あの人と同じ血液型やって、ことやん!」
「そんなん、関係ないってば」
「かあちゃんかて・・・ばぁばと一緒の、O型なんやろ?じぃじも、わーくんも、オレも、あの人も、A型で」
「よう知ってんなぁ」
「オレ、いろんな話、聞くけどな、かあちゃんの周りのA型の男の人って、ろくな人いてへんやん」
「そんなことに囚われんとき」
「かあちゃんには、わからへんのや」
「かあちゃんは、そんな風に、たかしを育ててない」
「うん・・・」
「育ててるって、もう、あんたさん、今年で17才やん」
「そやな」
「もう、育てるていうより、一緒に暮らしてるって感じやん」
「まぁな。ゴミも、オレが捨ててるし、朝かあちゃん起こしてるの、オレやもんな」
「そやさかい、大丈夫」
「・・・今度は、あんたの楽観的過ぎるところが遺伝してへんか、不安になってきたわ」

・・・禅問答、思春期につきもの。







[PR]
by marurin373 | 2017-02-09 15:01 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)

いつものお説教

「あのなー、ちょっとあんたに訊きたいんやけどなー、」

・・・たかしの、いつもの「お説教口調」で、話しかけられました。

「あんた、Facebookとかで、なんちゅーの?元カレ?そういう人と、繋がってるんちゃうやろなー」

ぎくっ。

「なんやいな、それ」
「いやな、あんたやったら、平気で元カレとかと、連絡とりそうやん」
「なんで?」
「そやし、かあちゃんやったら、しそうやって、ことやん」
「あかんの?」
「そらそやろー!」
「けどな、もう何十年も昔の彼氏とやったらな、もう友達に近いやん」
「かあちゃんの、そーいうところが、わかってないっちゅうねん」
「なんで?高校を卒業したんとか、20才とか、それの倍以上生きてきてるんやけどなぁ?」
「あのな、」

たかしが、面と向かい直し。

「相手の人は、もう結婚とかしてはって、子供とかもいてはって、しあわせぇ〜に、暮らしてはるんかもしれんやろ?」
「そやなぁ、」
「そやし、そんな平和な家庭に、土足で、ずかずかと踏み込むな、てことやんか」
「別に、変なことしたり、変なこと言うたり、してへんもん」
「ほらぁ〜!やっぱり、連絡とったりしてるんやんか!」
「別になぁ・・・。もう、全部、済んでるからこそ、連絡とったりできるんやけどなぁ」
「そんなん思てるのん、あんただけやで」
「なんでぇな」
「あんたもな、結婚して、オレが産まれて、けど離婚して、今、オレと2人で暮らしてるんかもしれんけど、相手の人の奥さんの気持ち、考えてみ?」
「そやさかい、もう友達なんやってば!」
「そう思てるのんは、あんただけや」
「なんで?」
「あんたも、もし、まだ結婚してて、相手の人がな、昔の彼女と連絡とったりしてはるのんて、ええ気するか?」
「かあちゃんは、割とそういうの、平気やねんけどなぁ」
「あぁ、もうあかんわ。あんたにSNSする資格、ないわ。ぜんっぜん、わかってない」
「何をやな」
「もうあかん。そういうのが、ろ・う・が・いっちゅうねん」
「何それ?」
「そやし、老害やねん」
「かあちゃん、まだ50才え?」
「そんなこというて、わかってなくて、相手の人とか、奥さんに嫌がられるおばさん!」
「まぁ、あんたさんも、50才になったら、わかるんちゃう?」
「あぁ、もうあかん。アカウント、全部消し」
「なんであんたさんにそんなこと言われなあかんねんな」
「かあちゃんは、常識がなさ過ぎ」

・・・。

たかしよ。

君は、彼女もできこともないやん?

「修羅場」も、知らんやん?

純粋といえば純粋やけど、年とらんとわからへんことも、結構あるねん。

っていうか、なんで「元カレ」と、Facebookで繋がってんの、わかったんやろ?

しかも、3人と。

・・・不思議。











[PR]
by marurin373 | 2017-02-07 09:40 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)

赤と青

今日から、たかしの学年末試験が始まりました。

・・・眠いです。

英語の訳、単語、文法。

倫理の「イギリス経験論」。

昨夜から早朝まで、2人で勉強です。

昼過ぎに、たかしが「英語、赤点かもしれへん・・・」と、青い顔をして帰ってきました。

たかしが通っている高校は、単位制なので、もしも仮に英語の単位を落とした場合、どうなるのか?

ま、そんな心配よりも、明日と明後日の試験勉強をするのが賢明と説得し、今は政治・経済の勉強をしたはります。

政治や経済は、年々変わっていくので、基本的なことは変わらない部分もありますが、教えるのは難しいです。

ウィキさんに助けてもらいつつ、重要な言葉の意味を、書き続けたはります。

「オレは、外国の人とは、一生、しゃべらへん!」
「サインコサインなんて、これからの人生で、いつ使うねん!」

・・・かつて私が、高校生の時に叫んでいた言葉を、そっくりそのまま叫んだはります。

「知識は、母親から遺伝する」とかいう記事を読みました。

すまぬ、たかし。

かあちゃんは、謝ることしかできしまへん。

だから、遺伝に立ち向かって、頑張れ、たかしよ。
















[PR]
by marurin373 | 2017-01-18 18:02 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)

「食」の「欲」

「かあちゃん、あのな、オレ、イカとかめっちゃ好きやん? ほんで、からいもん、すんごく好きやん? そやしな、いっぺん『いかの塩辛』を食べてみたいねん。そやし、買い物行った時、買うといてな」
「イカの塩辛て、あんたさん腎臓弱いのに、どうもないんかいな」
「やっぱり食べられへん、てことになったら、あかんもんな」
「ほんで、案外高いんえ」
「ほな、お金があって、かあちゃんの機嫌が良くて、思い出して、売ってる時に、買うといてな」
「はいはい」

この人は、いろいろと「食べたいもの」があり、その度に「買うといてな」と言われるのですが、私もいちいち覚えてられず、右から左に流していることもたくさんあります。

で、先日、某ローソンに行った時、ふと「桃屋の塩辛」の瓶を発見。

ちっこい瓶やのに、高いなぁ・・・。

なんで、たかしは「お酒のアテ」みたいなもんが好きなんやろ?と思いつつ、取り敢えず購入しました。

「ほら、イカの塩辛、買うてきたえ」
「ほんま?!」
「こーんなにちっこい瓶やのに、400円くらいしたんえ」
「・・・高いねんな・・・。ごめんな」
「謝らいでもええやん。ま、一回、食べとうみ」
「うん!」

いつもならば「白米はいらん」とか言うてるのに、いそいそとご飯をお茶碗によそって、とうとう、たかし初体験の「イカの塩辛」を食す時がやってきました。

「からい! うまい!」

・・・そうですか・・・。

「これな、結構うまいわ。また買うといてな」
「ローソンに売ってたさかい、自分のお小遣いで買いよし」
「う〜ん、400円か・・・。大事に食べよ」

それからは、毎晩、にこにこと「イカの塩辛」を、あつあつの白ご飯の上に乗せて食べたはります。


それが、とうとうなくなってしまいました。

「学年末のテストで、ええ点取ったら、また買うてな」
「あぁ、そやな」
「いかぁ〜んのしおぉ〜んからぁ〜」

頑張って、勉強してください。

しかし「イカの塩辛」目指して頑張る高校生・・・。

ま、こんな人です。











[PR]
by marurin373 | 2017-01-10 13:28 | 息子(たかし) | Trackback | Comments(0)