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恋愛運

前に「イブキのバイクの後ろに乗りたい」と言ってから、ヤケに息子がうるさい。

「かあちゃん、イブキくんのどこがいいん?」
「なんか、かわいいやん」
「おとこはな、かっこよくないと あかんねんで」
「そうか? かわいい人はあかんの?」
「うん。かわいいのは、おんな」
「男の人は?」
「やっぱり、おとこは つよくてかっこいいひとが いいで」

そんな息子のオススメは、ザンキさん。
「つよいし、やさしいし、かっこいい」らしいです。

確かに、番組の中では渋いキャラクター。

え〜っと、どんな人なんやろう?

見てみたら、やっぱり・・・。年下やん。
いや、別に年下やからどうの、てことはないんですが。

「かあちゃんの秘密、教えたげよか?」
「なになになになに?」
「絶対に、誰にも言ったらあかんよ」
「いわへん」
「内緒やで」
「ゆうて〜ゆうて〜」
「かあちゃんな、ヒビキよりも、ザンキさんよりも、お姉さんやねん」
「ほんまぁ〜?」
「うん。秘密え」
「そんなん、だれにも いえへんわ」
・・・カッコ悪いんかい。

只今離婚調停真っ最中で、とにかく男の人に対しては、不信感でいっぱいです。
人それぞれなのはわかっているけれど、ちょっと「ええ人やなぁ」と思うと、必ず既婚者か、ちゃんと彼女がいはる。
そらそうやなぁ。

「ええ人」で、背も体型も顔も「好み!」って人は、そんなにいない。
しかも私くらいの年で「独身」なんて人は、まずいない。

ま、好きになるのは「私の勝手」ということで考えてみると、好きになればなるほど「つきあいたくない」というアンビバレンツな状況に陥る。

というのは、「好きになる」→「幸せになってほしい」→「私やったらあかん」、となってしまうと思うのです。

もし離婚が上手くいったなら「バツイチ」「子持ち」「障害者」という「再婚ヘレン・ケラー」の私。
もう誰にも迷惑はかけたくないし、重荷にもなりたくない。
ただでさえ、息子にはいろいろと我慢させていて心苦しいのに、これ以上は、いや。

私を扶養することで利点となるのは、税金の控除額が健康な人よりも多いことくらい。
有料施設が無料になったり、市バスがタダになる。
・・・それくらい。

「男の人は、息子で充分」なのが、正直な心境です。

もう「好きやわぁ」とか思って、距離を縮めて、告白して・・・というプロセスは、もうできひんなぁ。
見事カップルになれて、打ち解けて、いろんな「心の闇」の部分まで話したりして、それで拒否されたら。
あー、もういやいや。

いずれ息子が独り立ちしていくことを考えると、パートナーがいるに越したことはない。
でも「淋しいから」という理由で付き合うと、痛い目にあう。
誰かが傍にいてくれるようになった時点で、もう「淋しく」ない。
すると、「たまには1人の時間が欲しい」などと我が儘も出てくるようになる。

それに・・・。
もう、こんな身体、誰にも見せられへん。
好きな人になら、尚の事。
若い時の「恥ずかしい」とは、ワケがちがう。

ネットを繋いだら、まずスタートページが出てくるけど、そこに「蠍座の今日の運勢」が。
「仕事運」「金運」は見るけれど、「恋愛運」は別に見なくてもいい。
「カップルの人は〜」とか「シングルの人は〜」なんてとこも関係なし。

私の場合、よっぽど結婚に懲りたみたいです。
もういややもん。

恋愛ドラマを見ても、もう感情移入できなくなりました。
でも、毎日が楽しいし、充実してる。
20代の頃には、想像もつかなかった状態です。

たぶん「恋愛」に向けるエネルギーが、もう違うところへ注がれているんでしょうね。
だって、別に彼氏って、いらんもん。

ザンキさんか・・・。
前は、大人の男の人がコワかったのに、もう平気になったんかなぁ。
それならよかった。

早く暖かくて明るくて広いお家に移りたいねぇ。
Commented at 2005-10-22 18:33 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by marurin373 | 2005-10-21 16:53 | 思うこととかなど | Trackback | Comments(1)