「大丸」その後
2005年 11月 17日
熱もあった為か、その後もいくつか「文字」を書きました。
「こんなじ、あるなぁ?」
「それは、止まるっていう字」
「こんなんは?」
「それは上」
「こーんなんも」
「それは万」
「まんって、なんていう いみ?」
「1万は、100が100個集まったくらい」
「オレって、すごいなぁ〜〜!」
「確かになぁ」
息子が喜ぶので、違う漢字も教えてみました。
「大」が書けたから「犬」。
「おおー! これが いぬっていう じかぁー」
「そう。これは太いっていう字」
「ふ〜ん」
これ以上は熱が上がる恐れがあるので中止。
寝る前のお話は、桃太郎のパロディ。
かあちゃんが川で洗濯をしていると、大きなみかんが流れてきたので、家に持って帰って開けてみると、中から息子が産まれたという話。
かあちゃんが作った「おにぎり」を持って、いじわるをする鬼を退治しに行く途中で、○ちゃんとひまくんと、ガンプラを作りながらタバコを吸っている弟に出会う。
暫く行くと、タバコを吸いながら絵を描いているじぃじにも出会って、息子が心配なじぃじは付いていくことに。
特別に、じぃじは車で息子と弟と○ちゃんとひまくんを乗せて、鬼退治に。
ま、所々「笑い」を入れて、息子はケタケタ笑いながら話を聞いていました。
最後は息子のくさ〜いおならで鬼をやっつけた。
息子は大爆笑。
本当に男の子は下ネタが大好き。
最初にじぃじと出会った所で、じぃじとはお別れ。
「でもな、いっつも見守ってるしな。車には気ぃ付けや」と言って、バイバイ。
次に弟とお別れ。
「そやけどな、いっつも傍にいるさかいな。おもちゃはお片づけしぃや」と言って、バイバイ。
大人しくなった傍らの息子を見ると、泣いてる。
泣かせてしもた。あかん。
「でも、○ちゃんとひまくんは、かあちゃんのいるお家まで一緒に付いてきました。
それからは、みんな仲良く幸せに暮らしました」
軌道修正を試みたのに、しくしく泣いてる。
「とちゅうまではな、すっごくおもしろかったのにな、さいごは すっごく さみしい おはなしやった」
「でも、いっつも傍にいるよって言わはったやん」
「せっかく あえたのに」
「また会えるって」
「ほな、ちがう おはなしして」
仕方がないので、次は浦島太郎のパロディ。
息子が浜辺を散歩していると、いじめられている弟に出会う。
「あかん! やめて! きっとな、りゅうぐうじょうにいる かあちゃんとも おわかれ するんやろう?」
・・・鋭い。
「そんなんいやや〜〜〜」
余計泣いてしまった。
結局、竜宮城にいるかあちゃんと、弟と、じぃじと、弟が連れてきたばぁばと○ちゃんと、そしてひまくんと一緒に仲良く暮らすお話になってしまった。
「すぐ おわったなぁ」
「泣くんやもん」
「でも よかった」と言って、やっと寝ました。
先日の「いぬのえいが」を見ても、泣いてた息子。
優しいのはいいこと。
でも、泣き過ぎではないのか?
なんといってもまだ5才。
これから強くなるかなぁ。
感受性はこのまま豊かであってほしいけれど、傷付くこともきっと多いと思う。
そのうちきっと逞しくなって・・・ほしいものです。
by marurin373
| 2005-11-17 14:08
| 息子(たかし)
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